2022年1月8日土曜日

NINA Imagingソフトウェアのいいところが少しずつ分かってきたかも?

 NINA Imagingソフトウェア、使い始めて、あまりたってないけど、いいところを幾つかあげてみます。

1.2.0βにはthree point alignmentという北極星側が見えなくても、短時間で極軸合わせが出来る強力なプラグインが使えるようになっている。

2.撮影対象の天体を探すためのSky Atlasでの検索条件を細かく設定でき、そこからFlaming Assistantと連携して、自分のカメラと望遠鏡の設定で、あらかじめ視野を確認できる。これは、とてつもなく強力なツールだと思うね。こんなに簡単に当日に撮影できそうな天体を検索できるツールがついてる天体撮影用のソフトって使ったことないんだけど(有料の他のソフトに似た機能がついてるのかしら?)。Sky Atlas用の画像データのzipファイル1Gとかあって少し大きいけど、ダウンロードしておくことをお勧めします(NINAをダウンロードするページにzipファイルがあり、オプションの一般タブでsky atlas用の画像データがあるパスを指定出来る)。惜しいのは、選んだ天体についての大きさとか明るさが表示されてないことだよね。表示させるボタンがどこかにあるのかな?分からないのでSkySafariとかで確認してるけど。

3.撮影の時に画面上で見易くするように自動的にストレッチしてくれるよね、これも凄くいいと思う(もちろんオフできるし)。他の撮影ソフトは、手動でヒストグラムをみながら動かさないといけないと思う(こういうソフト使い始めたばかりの人は暗くて何も写ってないと思ってしまうから)。

4.Sequencerとかも使えるようになってるし。こういうの有料のソフトでしか使えないから使ったことはないんだけど、多分スクリプト的なものが出来て凄く強力なんだと思う。

Flaming assistant と Sequencerを連携させれば、FOVが小さなカメラで少し大き目の天体を細切れに順番に撮影するとかできるのかもしれない?で、あとでつなぎ合わせるとかね。

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...