ASCOM Alpaca経由でiPadのsky safariから接続出来るようにしてみた。
1.LXD55用のASCOM driverは、Meade Genericというやつ(classicではない)。
2.ASCOM Remoteというのをダウンロードしてインストール&起動(windows中での名前はRemote Serverになってる)。setup でダイアログボックスを開けてserver configurationタブから家のwifiネットワークからみえるように127.0.0.1じゃなくて192.x.x.xというのを選択。127.0.0.1だと同じPCのクライアントしか接続できない。
3.Firewallで使用しているIPポートが通過できるようにしておく。デフォルトは11111になっているはず。
これでiPadのsky safariから見えるようになるはずです。
私がiPadのsky safariを使いたい理由は、望遠鏡を使っている裏庭が障害物が多くて、sky safariのARモードで障害物なしで視認出来る場所に確実にgotoさせたいためだけなんだけどね。ラップトップのスカイチャートプログラムからslewさせてもいいんだけど確実に障害物がないか事前に確認できないし。
ASCOM Alpaca経由じゃなくて、SkyFi経由で接続するにはWiFiScopeというのを使います(使っているポートがこちらは4030)。
何が書きたかったかというPCで同系統のサーバーが起動してるのであれば、別にマウントのオプションとして売られてるwifi接続用のアクセサリーを買わなくてもいいってこと。PCを間にはさみたくなければ、そういうのを買うのもありだけどね、でもどうせCCDとかCMOSカメラ使うのにPCが必要だし、撮影が前提だと(wifi接続用のアクセサリーの分のお金をラップトップに使った方が賢いと思う)。GPSアクセサリーとかもスカイチャートプログラムから緯度経度設定できるから不要だし(スマホかタブレットにGPSついてれば要らないし、Wi-Fiの接続ポイントからでもおおよその緯度経度割り出すみたいだし)。
技術的には、ASCOM Alpaca経由でタブレットから撮影までできる筈なんだけど、いまのところsky safariみたいなスカイチャートプログラムで目的の天体にgotoさせるだけみたいだよね。完全にタブレットで撮影まで出来るようにしてるのはZWOのAsiAir(Pro またはPlus)かStellarMateだけじゃないかな(どちらも赤道儀とカメラに繋ぐための$300くらいの専用のボックスを買う(タブレット単体で接続とか無理だし))?
ASCOM AlpacaはpythonのAPIが公開されてるから、その気になれば作れる筈なんだけど、そんなもの作るより撮影に時間使いたいよね、たぶん。