赤道儀の故障なのか、大気が揺らいでたせいなのか、フォーカスが合わせにくい夜でした。いくらやっても、20秒の露出でクッキリした感じにならなくて少し丸まった感じになるので、おかしいと思って500msまで下げてみたら滅茶苦茶、星が動いているのが確認出来たので、大気の状態が不安定なのかと推測しました。phd2の実験も出来たし、いいことにしておこう(露出時間を長くして揺らいでるのを誤魔化したけど(10秒))。LXD55でガイディングやったことなかったし。ガイドした時と、しなかった時で120秒の露出で、はっきり違いが出たので、もっと条件がいい時に暗めの天体を撮影しようと思っている。今夜はフラット画像がきちんと撮れたけど元画像が揺らぎのせいであまり良くない。こんな日は、plate solvingも失敗する事が多いようです(ASTAPの方がダメ、ASPSは時々動いていた)。風が地上でもある程度強かったから、ケーブルが揺れて振動していたのか、それとも空ではもっと風が強くて大気が揺らいでいたのか?それかガイドスコープを追加したせいなのか?もっと条件のいい日に確認してみないと。大気の揺らぎのせいなのか、もう一つの赤道儀LX200で確認してみればよかったのか。。。
やっと、きちんと撮れたフラット画像(コントラスト、明るさ調整で強調してある)
画像さえちゃんと撮れればDeepSkyStackerのようなスタッキングしてくれるソフトが自動的に処理してくれる。
一応校正の手順も分かって処理の仕方も分かったので、良いことにしておこう。
私のフラット画像の撮り方は、白いシャツを望遠鏡にかけて、白い画像のiPadで明るさを1/3くらいに調整して、自動ロックなしにしたものを白いシャツの上から、また被せて、ヒストグラムが1/2くらいになるように露出を調整して200枚ほど撮影、みたいな感じです。で、ダークフラットを同じ条件で望遠鏡のカバーをつけて撮影。
ただフラット画像ってフィルター毎に撮らないといけないみたいで、とんでもなく天体撮影って面倒くさいよね、綺麗な画像に仕上げようとすると、これ毎回やらないとダメなんだよ、焦点設定いじってしまうと、光学系のパスが変わってしまってそこでおしまい。初心者の人は、私みたいにこの辺が分かってなくて入口で苦労するんだけど、今はそこらじゅうに情報があるから楽だよね。望遠鏡メーカーって、こういうことをわざわざ説明しないよね初心者には、こんな面倒くさい事が必要って分かったら買ってくれなくなるかもしれないし。
次の日の昼間にバランスを確認してみたけど、RA軸がほんの少しずれてるだけだった。その夜に、ほぼ同じ望遠鏡の設定(バランスを少し調整しただけ)で、確認したら前の晩より確実に揺らぎが減っていた。やはり大気の状態のせいだったみたいです。
後から、また考えてみたけど、ひょっとしたら鏡筒自体が強い風で揺れてたのかもしれない。それが像の揺らぎとなって表れていたのかも。
追記:
風が強い日は、USBケーブルが揺れてカメラにその振動が伝わってしまうというのが主な原因だったようです。解決方法としては
1)なんらかの方法で風を遮断する。
2)カメラからのケーブルの長さが揺れない程度に短くしてやる(望遠鏡周りの金具に緩く引っ掛けておくとかして)。
だと思います。