2022年1月14日金曜日

Plate solvingがNINA imaging でうまくいかなかったこと

 まったく同じ設定(だと自分では思っている)でsharpcapでplate sollving出来ているときに、何故かNINA Imaging2.0 Beta29では、plate solvingがうまくいかなかった。少し雲がかかってたぐらいが違うといえば違うけど、何故NINAだとうまくいかない?optionのplate solvingの設定に問題があるのかな?使用していたplate solverは、all sky plate solver(ASPS)。その時取得したfitsファイルがあるからASTAPとかでも試してみないと(かなりたくさん星が写ってるんだけどね)。

同じ画像ファイルだとASTAPでも出来なかった。astrometry.netに直接あげると出来るんだよね、何故か。

Focal lengthの設定が間違ってたみたいだ。。。Focal reducerの値を間違って覚えてたみたいだな。6.3だと思ってたから2000mmx0.63で1260mmだと思ったけど、astrometry.netで出てきたFOVをASTAPに入れたら1480mmって返してきたから、7.4くらいのやつだったのかな?この値でやるとASPSでもplate solve出来たし。

astrometry.net使わなくてもASTAPでFOVをautoにしてもFocal Lengthちゃんとみつけてくれるんだね、これは便利だ。しかも滅茶苦茶速いし。20秒かからなかった。plate solvingが上手くいってない人は、プログラムが出したFocal lengthと自分で設定した値が合ってるのかを、この方法で確認してみるといいかもしれません。

でも何故sharpcapだと出来たの?focal lengthまでsharpcapの中で補正してるのかな?

動く値がみつかったからいいことにするけどさ。一応sharpcapでも1480mmを使って動作するか確認しておかないと。

最悪、光学系がおかしくなってる可能性もあるのか。。。それか、Focal reducerが不良品なのか、主鏡が歪んでるのか、覚えていた値が間違ってなかったら。

あと気になるのは画像データのピクセルでの縦横の幅がOrion starshoot proの仕様に出てる幅と微妙に合っていないという事。横が8、縦が24大きい。この辺が影響してるのかも?

あとは、Focal reducerを外して、Focal length 2000mmでplate solving出来るかどうか確認した方がいいのか。そもそも光学系が変わってて2300mm以上になってたら焦点合わせられない筈だよね鏡筒の長さ変わってないんだし。やはりFocal reducerが不良品?Focal reducerが劣化した?Meadeの6.3ってやつの筈なんだけど、設計不良なのこれ?

もう一つの可能性は、NINAが縮尺を間違った画像を取得してる、か。これはsharpcapで画像を取得してASPSとASTAP単体でplate solvingさせてみれば、すぐ分かるはずだし。

別の日にやってみたら、今度はsharpcapでplate solvingできなくなっていた。plate solvingの設定を色々変えていったら、どうやら Always send 8bit images to the plate solving applicationがチェックされてたのが拙かったようです(知らないうちに触ってしまったのか?)。これを外してから普通にplate solving出来るようになった。ちなみにFocal lengthの設定は、sharpcapでは、1260mmでも1480mmでも、どっちでも良かった(多分一度目に失敗したらblind solveをやっている)。sharpcapで取得した画像をASTAP単体でFOVをautoでplate solveさせたら、1480mmと出た。これは、NINAで取得した画像の結果と一致している。NINA2.0Betaでは、1480mmに設定すると、ちゃんとplate solving出来るようになった。LX200ACF 8 with gpsとMeade Genericでthree point alignmentがオートで動作することも確認できた(move rateが3degrees/secの時)。

ここに納得のいく説明がありました。

https://skyandtelescope.org/astronomy-resources/astrophotography-tips/of-pixel-size-and-focal-reducers/#

Focal reducerからセンサーまでの距離で圧縮率が変わるんだってさ、成る程。6.3のやつだと105mmで(celestronので105、meadeので95mmと書いてる人がいた)、ちょうど6.3になる様に作ってあるって書いてある。で、私は、Focal reducerからセンサーまでの距離を、これより極端に短くしてしまったから7.4になってしまったんだね。Focal reducerちゃんと使ってる人、こういう事知ってるんだ、凄いな。逆に極端に長くすれば、もっと圧縮率が上がるという事か(その代わりに周辺で歪むんだろう、多分)。

この説明通りだと、micro focuserの次にfocal reducerをつけるのが正しいという事か。

Focal reducerを使う時は、plate solvingのためのfocal lengthの設定値に注意が必要って事らしい。




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