Orion ST80よりも少し視野が広く、もう少し材質の良いレンズで手頃な値段のものという事で、ASTRO-TECH AT60EDというのを入手してみました。レンズのガラスがFPL-53というやつで、いわゆるED(extra low dispersion)というのに該当するガラスを使っている屈折式望遠鏡です。これだと星の周りに紫色の輪っかが出にくいはずなんだけど。
今持っているLX200ACF8GPSにつけている80mm用のリングに、上手く取り付ける事が出来ました(OrionST80と入れ替えで取り付けた)。scopestuffから買ったリングなんだけど、これ今売って無いんだよね、何故か(カタログには載ってるけど販売していない)。
まず手持ちのMeadeの26mmのアイピースで焦点を合わせるのに、延長チューブが必要だった。ASI178MCでも同様に延長チューブが必要。元々M48で接続する様に設計されてるので、大きなセンサーを使うのが前提なんだと思う。
カメラの角度を簡単に変えられるようにrotatorが付いてるのがいいし、dual speed focuserってのもいいよね(coarseとfineのつまみが付いたフォーカサー初めて使うんだけど、とてもいい)。
ASTRO-TECH AT60ED とZWO ASI178MC,Gain450, 15s per frame, unguidedで撮影した画像を幾つか並べてみました。いつものように、Calibrated and stacked in DSS, photometric color calibrated + green noise removed + auto stretched + AsinH adjusted in Siril.
M81: 190frames stacked
IC2177:190frames stackedNGC2244:190frames stackedカメラの角度を調整してM45が出来るだけたくさん写るようにギリギリ調整してみたもの。
M45:Gain250, 120s per frame, 25 frames stacked
少し位置をずらしたもの
M45:Gain250, 120s per frame, 23 frames stacked
Gimpで上の二つを張り合わせたもの