2011年8月16日火曜日

お金をあまりかけない暑さ対策

今年のフレモントの夏は涼しいといっても、熱波がくるときは、やはり30℃超えを記録するほど暑くなるので、あまりお金を使わずに暑さ対策をしてみました。一番大事なのは太陽光をいかに部屋の中に透過させないかということ。次に大事なのは、家の立地で東、南、西を他の家に囲まれていると夏はかなりの太陽光が遮られて暑さ対策的には有利です。もう1つ大事なのは、涼しくしておきたい場所を1箇所に決めておくことかな?(2階がある家は、暖かい空気は2階へあがっていくので、1階の方が有利 2階をヒートタンクのように使って、1階への熱の伝播をできるだけ遅くする)
太陽光の取り込みを、かげんするのが、一番簡単で安くつく自然エネルギーの利用法だと思います。
1.一番お金を使ったのが、日光の透過量を下げるウィンドウフィルムで3ftx15ft(91cmx457cm)でHomeDepotで$30くらいで、これを一番日が差す南と西側の窓に配置(とりつけは簡単で、窓の表面をきれいにしてからフィルムを石鹸水でびしょびしょにして窓にピタリとつけて空気の泡を定規とかでこすって抜いていくだけ)。
2.ウィンドウフィルムを貼らなかった窓(冬に太陽光を取り込みたい窓をいくつか残した)に太陽光が強く差し込むときは、遮蔽できるようにブラインドをして更にゴザとかをあてる(カーテンとかがある人はそれのほうが見栄えがいいでしょう よしずとかがあると理想的ですが、こっちだと入手するのは難しいでしょう(あとで調べたら、ホームデポとかOSHなどのホームセンターでbamboo fence とかreed fenceとかいうのが売っているようです))。
3.ベイエリアの夕方から朝方にかけては、ほぼ必ず20℃以下に外気温が下がる時間帯があるので、この時間帯に積極的に換気して室内に冷気をとりこむ(室温と外気温が読める温度計を持っていると便利)。
これだけのことを守るだけで、断熱材がちゃんとしている家ではフレモントの夏はエアコンをつけずに過ごすことができます(海に近いほど暑さ対策的には有利かな?時々かもめが飛んでるのを見かけると、この辺は海に近いんだなーと思うことがある)。周りの家が、がんがんエアコンを使っていて室外機から熱が大量に排気されているような場所では、この方法は使えませんので、あしからず(周りに木が植わっていなくて、コンクリートとかアスファルトの表面ばかりのような放射熱が多い場所でもたぶんダメ)。

注1:換気するのは起きている時間だけにするように - オークランドとかサンフランシスコとかサンホゼとかイーストパロアルトとか犯罪の多い地区で開けっ放しで寝て犯罪に巻き込まれても責任とれません。
注2:網戸が入ってない窓も開けないほうがよいでしょう。一応ウェストナイルウィルスを媒介する蚊も時々確認されているようです。


裏庭につながる戸を使って換気すると水を求めて蟻が侵入してくることがあるので、お勧めできません(一旦入ってくると蟻はしつこいです・・ 水で薄めた酢を散布すると匂いがとぎれて道が分からなくなると、どこかで読んだけど本当かどうかは不明)。

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...