2022年3月7日月曜日

H-AlphaとO-IIIフィルターで撮影したものを合成してみた

私のいる場所から、 NGC2359 Thor’s helmetがnarrow band filterで撮影出来るのかを実験してみました。一応撮影出来たけど、amp glowが上手く消せないのでかなりクロップした。

Astro-tech AT60 ED on LX200ACF8gps,unguided,QHY5III-178M, Gain 50, 60s per frame, R=H-Alpha(75frames) , G=O3(99frames),calibrated and stacked in DSS ,  mixed in Siril rgb composit



多分、dual narrow band filterとカラーカメラで撮影した方が簡単だと思う。星雲の形は、はっきり出てるから一応成功ということで。HAとO3のストレッチした画像(black pointをAsinHで調整して)をSirilでsequenceを作って、Registrationでglobal star alignmentをした後にRGB compositingでHAをRへ、O3をGへ割り当てただけ。sky safariで調べたら等級が11.5となっていたけど、この天体も工夫すれば撮影出来ると分かったのは大きな収穫。こんな不完全な画像でも全体で4時間近くかかってる、ダークも入れると。

冷却式のカメラとzero amp glowと付いてるのを入手出来れば、もっといい感じに撮れるのかも?zwoのasi533mc proっていうやつの購入を検討している。値段が冷却式のカラーカメラでは値段が手頃でzero amp glowというのを売りにしてるみたいだし、センサーサイズも178よりかなり大きくてFOVも広く取れるし。

amp glowとかdual narrow band filterとか最初から知ってたら、asi533mc proから購入したとは思うけど。まー知らなかったから仕方ないし。



L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...