2011年6月5日日曜日

ブラックベリー VS いちご

ブラックベリーの実がたくさん収穫できるようになってから思ったことですが、私のようにものぐさな人には、イチゴより、ブラックベリーの方が育てるのが簡単かな(?)と思いました。

1.木(もしくはつる)が、かなり大きくなるので、イチゴより暑さに強いような気がする。(イチゴの場合密集して集団で植えないと単体では、暑さに弱い)

2.ほうっておいても、拡がる場所さえあれば、つるを土にもぐりこませて、いくらでも増える(プラス元木の根元からも新しい株を増やす この株は、親株からたくさん養分をもらえるので、かなり早く育ち大きくなる)(イチゴは、最近はランナーをあまり出さないものが多いらしい 株分かれはするので、分けて増やせますが(1株だったイチゴをしばらく育てて、ようく見るとクラウンが2つあるようならば、株分かれしていますので、分けてあげたほうがいいでしょう))

3.葉の茂る場所が地面より、かなり上なので害虫の被害をあまり考えなくてよい。イチゴは、油断するとすぐなめくじとか、その他の害虫に食害される(専用のハウスを作れる人は別ですが)、それに葉っぱが地面に触れると、すぐに病気になる。もちろん、ブラックベリーの葉もかなり害虫(ほとんど飛んでくる虫、地面を這う虫ではない)に食害されますが、個体がイチゴに比べて大きいので、あまり心配しなくても平気です(食害されている割合に比べて、成長してる部分が多いうちは大丈夫です どうしても気になる人は、園芸店で売ってる黄色のベタベタする粘着シートを買ってくるといいかも(?)害虫が増えると蜘蛛が発生するので、たぶん何もしなくても大丈夫 鳥とかも害虫食べてくれるみたいだし 葉の色が薄くなってきて、葉の表面がザラザラするようなら葉ダニかも(雨が降らなくなってから、こういう症状がでたら、たぶん葉ダニです)?どこかに葉ダニは水に弱いと書いてあったので葉を時々シャワー状の水で洗ってやる(葉の裏も表も)と良いかも(鉢で育てている人は鉢ごとバケツに沈めるとかどうでしょう?土に隠れてるなら酸欠で害虫が死んでしまうかも?)?)。背の低い植物は、棚の上でプランターに入れて育てるといいのかもしれませんが、そうすると水やりが面倒になります。。棚の上に置いても、鳥よけとかもしとかないと、鳥のえさになってしまうような気がする。それとイチゴは、背が低いので雑草に囲まれると、あっというまに枯れてしまうし、連作障害があるので植え替えをしないといけない。ブラックベリーは1年実をつけ終わると枝がかれてしまうので。剪定して取り除くだけでいいし。

次の3枚の画像は最近のキオワ(とげつきのブラックベリー わりと大粒の実をつけ初春から花を咲かせる)



次の2枚は最近のチェスター(とげなしのブラックベリー キオワより実が小さめで花が咲くのが4ヶ月程遅い)


同じ種類のブラックベリーでも日照条件で花が咲く時期が若干(場合によっては1ヶ月以上)ずれるので、たくさんいろんな場所に植えておくと長く実の収穫を楽しむことができます。但し、3年以上一度も花を咲かせないようなら、明らかに日照時間不足ということになるので、植え替えが必要です。
ブラックベリーも苗のうちは小さくて、雑草やら、暑さに弱いので1年目は注意しないと枯らしてしまうことがあります(1年目だけ根元をウッドチップとか敷いてマルチングしてやるといいかも 小さい時は、強い日差しにも弱いので日中手をかけられない人は地下茎が充実するまで、日照時間が4,5時間くらいのところに植えてやるといいかも(塀際とかね)? 私の場合、危険を分散するため3箇所に分けて最初の苗は植えてみました)。
チェスターもキオワもノースファームズから4年くらい前に購入しました(10株と5株ずつくらいだったかな)。チェスターは、つるの先と株元から増えるので、毎年2倍から3倍になりました。キオワは株元からしか増えないので、数的には、まだ少ないですが、最初よりはかなり増えています(キオワは、1年目に暑さで枯らしてしまったと思っていたら、地下茎が生き残っていて、翌年に新しい株を出してくれました(枯れても念のために水はまいておいたのだけど)))。

メジャーと並べたキオワの実の画像を参考にのっけました(大きいので3cmx2cmくらい?)これって、大きいのかな(うちの裏庭では特別なことをして育ててないので、ひょっとするともっと大きくなるのかも?(花の数を減らすとか?))?ちなみにチェスターの実は大きめので2cmx1.5cm(小さいので1cmx1cm)くらいと、かなり小さいです。
ノースファームズにジャイアントキオワという普通のキオワと違う改良した品種があるのかと質問したら、そんなものはない、という返事がきました(正確には、”アーカンサスブリーディングプログラムからのキオワという品種しか知らない”という返事でしたが)。育て方によって、実がもっと大きくできるのかなと思いますが、(怪しい)業者はジャイアントという修飾子をつけて売りたがるのかな~(消費者がひっかりやすそうだし)?別に贈答用に作っているわけではないので、3cmx2cmでも十分かなと思っています。

2012年も、キオワにブラックベリーが鈴生り状態です。直立性で2m以上の高さになるので、上のほうの実を収穫するには小さな梯子がいるかも?大粒の実を収穫したい人には、キオワはお勧めの品種かもしれません。冬の間に、少しいい土をまいて混ぜてやるのと(根元が硬くなってないか(通気性が悪くなっていないか)確認するのを兼ねて、根元の土に混ぜ込む)、肥料を少しあげること、夏に乾燥した時に水をあげる(最低でも1週間に1回、多いときで2回、非常に暑い時は毎日)、以外は特別なことはしていません。害虫対策も、ホースで水をまいて葉っぱの表面を洗うくらいしかしていない。植えている場所が良くないのかチェスターのほうは今年もあまり収量が期待できそうにないようです。キオワは雨季の間に花が咲き始めて早くに受粉が終わるので暑さに負けないうちに実をつけるので実つきがいいのかも?チェスターは雨季が終わった頃に花を咲かせ7月から8月の一番暑い時期に実をつけようとするので暑さ負けして実つき悪いのかもしれません?その土地ごとに向いた品種というのがあるのかもしれない?

収量の比較でいうと、どっちがお得なのか?ブラックベリーは1年に1回しか収穫できないけど縦に伸びるので面積当りの収量は高い。イチゴは、短い時間で見ると面積当りの収量は低いですが、収穫期間内なら何度も花を咲かせるので上手にやれば収量がそこそこある。このせいか、お店では、圧倒的にイチゴの方が安く売られている。

たくさん収穫できるようになって、まだらの実(1つ1つの粒の熟し方にムラがあったり、あきらかに害虫に汁を吸われている粒(肌色になっている)、きちんと黒く熟している粒が混ざっている)ができるのが、気になりだしました。来年は何か対策を考えないと・・自分で消費してるので、これでいいんでしょうが、商品として出荷している人はどんな対策をしているのだろうか?それと全部が全部きれいに肥大して熟すわけはなくて、上に実っているのほど大きくきれいに熟すみたいです(?)虫が受粉してくれるのにムラがあるからかも(花アブが毎年やってくるようです 受粉が済むと花の色がピンクから白に変化する(?)ようです)?農家の方はすごいですよね。こんなに大変なのに、更に粒の大きさを揃えて出荷するのですから・・来年は袋かけをしてみようかな~(?)と考えています。

一番良くできているのから生で消費して、少しできそこないのを凍らせて冬に時々取り出して使えるように保存している。小さな粒はプレインヨーグルトに混ぜて潰して食べるとなかなかいける(電子レンジでチンして殺菌して潰してジャムみたいにする)。

うまくいってない人は、何種類も試して一番うまくいったのを増やしていけば、いいのではないかな、と思います(株の増やし方自体簡単だし)。チェスターは何度やっても、うまくいかないのでお手上げ状態で、さすがにあきらめようと思っています(アリとかが茎を這っていると、もうダメみたい 病気に弱いのかもな~)。個人的にはトゲありの品種が固い土でも根を張るのが上手で、しぶといような感じがする。

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...