最近の日本の消費税率値上げ論議について思うこと

最近日本で消費税率を上げる上げないという論議が活発ですが、実は私も少し前までは肯定派でした（日本はまだ５％なんだから、１０％くらいまでは上げてもいいかなと、軽く考えていました）。
１．他の国と比較して、まだ５％なんだから、と上げるのはとんでもない間違いです
　消費税率の高い他の国でさえ赤字財政なんだから、日本でやってうまくいく保証なんて、どこにもありません。政治家にだまされてはいけません。もし消費税率を上げて財政の再生に成功した国があれば、そこをモデルにすべきです（たぶん、みつからないと思う　これだけでも、反対に値する理由になる）。
２．国の景気を活性化して税収を増やすことができない政治家に余計なお金を渡すことはないと思う　まず国内産業の空洞化を止めて、法人からの税収を増やすべき　仕事にあぶれてる人達が職につけるようにすれば、自然に所得税からの税収が増えるのではないの？それに高齢化に対応して、働ける年齢を引き上げれば、所得税がもっと増えるはずだし。（先ず中国やインドに奪われている雇用を取り戻す政治的努力をすべき　海外進出した企業が戻ってこれるような下地を作るべき）
３．痛みを伴う財出削減をもっとやるべき　あちこちにいい顔していて、赤字なんか削減できるわけがない　もっと生きた金の使い方をすべき　税収の見返りが一番大きくなるようなところに効果的に税金を使うべきです（会社だったら、とっくに潰れている）　金が戻ってこないようなところに、税金をつぎ込むから穴がどんどん大きくなるのです。