
LXD55 SN6+DSLR(EOS RebelXS)で撮った、M31の画像です。SkyGlowFilter(OrionのBroadBandフィルターとかいうやつで、基本的に赤い光を通さないやつです どうも、DSLRについている元々のIRフィルターが人間が感知できない赤い波長をカットしているようです、たぶん?)付で30秒の画像をMaxim(私が使っているMaximは、OrionのCCDカメラを買った時におまけでついてきた簡易版(MaximDLEssentialとなっている)です(あんな高いソフト単体で買う気にはなりません))で100枚重ねて、星雲がめだつようにストレッチしたものです。私の今の技術で、光害フィルター付だとこの辺が限界かな?なかなか、よく見る天体写真のようには撮れないものです。。。M31みたいな大きな被写体があるうちに、いろいろ実験したいし。ハッブルパレットとかこういうのに効き目あるのかしら? OIIIフィルターでは、それなりに撮れましたが、H-Alphaだと30秒くらいでは駄目のようです。写ってはいるのですが、特定の波長だけ取り出すと、輝度が極端に弱くなって駄目。。 特に赤い波長は駄目みたい DSLRだと更に駄目みたいです。。(これもDSLRについているIRフィルターのせいみたいです)そのうち、LXD55かLX200で極軸合わせをバッチリやって、CCDカメラで取り直してみたいと思います。(DSLRカメラを使っているのは、PCをセットアップする手間がいらないためです。少し実験するのに、いちいちPCつないで、撤収してたら時間がもったいないし)
去年の同じ頃に撮ったM31と比べるとずいぶん、よくなっていると思う。今回の撮影で分かったことは、被写体が大きいと少しくらいのズレは気にならない、かえって重ねたときににじんだ感じがでて見た目が良くなるということです。下は同じ画像データでストレッチの仕方を少し変えただけのもの。

アメリカの空港へ夜に着陸するとき殆どの場所で夜景にオレンジ色1色の光が多いのは天文観測する人達が文句を言ったせいだということを、思い出すと少しニヤっとできるかもしれません。(いろんな波長の光がまざっていると光害フィルターでカットすることができなくなるため)