フラット補正用の画像って、カメラや望遠鏡の表面の汚れを確認するのに使えるんじゃないか?と、最近撮影後の画像処理に失敗した時に思ったんだけど。Sirilの中でphotmetric color calibrationできない画像があったんだけど、そこらじゅう穴が空いてるような画像でフラット補正に失敗してるように見えるものでした。
これが、その時にDSSが作ったマスターフラット画像(SirilのHistogram表示で強調されるようにしている)。この時は、滅茶苦茶埃がカメラのセンサー窓についていたみたいです。
で、こちらが、カメラのセンサー窓とか望遠鏡のレンズとかから、できるだけ埃を取り除いて撮ったフラット画像からDSSが作ったマスターフラット画像(同じくHistogram表示のもの)
全然違うから、撮影する夜は、あらかじめ昼間フラット画像を撮影して、規格があった適当なLight画像を使ってDSSに処理させるとマスターフラット画像ができるから、それで汚れが極端にひどくないかを確認しておくと、いいと思う、時間がある人はだけど。撮影する時と、ほぼ同じ焦点距離であることってのが前提になるのかな?じゃないと出来る画像がかなり変わってくるはずだし。でも汚れてると減光は起こるはずだから問題はないのかな?こういうことを知らなくてもフラット補正って、なんとなく出来る時は出来てしまうんだっていうのが怖い所なのかな?でも、汚れを意識してやると更にいいということだね。