水不足のカリフォルニアで罪悪感を感じずにガーデニングを楽しむには、
1.雨季の間に、ある程度雨水を貯めておく。私がやってる方法は、Homedepotなので売ってる黒い大きなゴミバケツを4から5個蓋つきで買っておいて雨樋から流れ出してくるところにコンクリートを混ぜる容器utility tubを置いておき(私は3箇所に設置している)、そこから普通のバケツでゴミバケツに移し替える。この時期の作業が一番大変かも。
2.果樹を中心に育てているけど、4月くらいまでは、雨が降るので、庭にしみ込んだ水だけで5月くらいまでは、しのげる筈。より育成したいものには、貯めておいた雨水をあげる。
3.6月から9月は暑くなるので、貯めておいた雨水を時々使う。野菜とかを鉢植えで育てるとかなり水が必要になると思う(水道水で電子制御出来るバルブで決められた時間しか使わないようにする linktap water timerというのを使っている)。一番水を使うのは、この時期なので6月から9月の3ヵ月を乗り切れれば、ガーデニングはなんとかなる。
4.10月から4月の間は雨季にあたるのと冬の間は落葉樹の休眠期にあたるので殆ど水を撒かなくていい筈。
こういう誰でも出来るような事だけど、こんな感じで私は水不足でもガーデニングを楽しんでいます。水不足っていっても、雨季の間に個人でも水は貯められるほどには降っているんだよね実は。人口に対して水源地の数が足りてないのかもね?法整備して新しく建築する家には雨水を貯水して庭の水撒き等に再利用する事を義務付けるようにすれば、かなり水不足を軽減出来る筈なんだけど何故かやっていないようなんだよね。南の方は慢性的に水不足だから、そういうのが出来てるのかも?
何十年かの周期で雨が多い雨季と少ない雨季を繰り返しているみたいなんだけど、この水が少ない周期の対策が全然出来ていないのが実状なんだと思う。
落葉果樹中心にガーデニングしてる立場から見ると水がたくさん必要な時期は夏場の3ヵ月間にほぼ限定されるから、ここだけ工夫すれば実はそんなに水不足ではないんだ、というのを分かって欲しくて、この記事を投稿しました。生産者の人達は、育成してる数が多いし実を大きく育てないといけないから、消費する水の量も凄いんだと思うけど、裏庭でガーデニングやってる人的に見るとそんなでもない。生産者の人達も自前の灌漑用の池を持ってればいいんだろうけどね、かなり大規模じゃないと駄目だろうし、そこで発生する害虫とかも管理しないといけなくなるよね。