2012年3月30日金曜日

塀と家に囲まれた裏庭

塀と隣の家に囲まれた裏庭でガーデニングを始めようと考えている人は、こんなに遮蔽物があって日照時間が不足してダメかもしれないと、悩んでいる人もいるかもしれませんが、真夏に日が高くなったときに、ちゃんと日が差し込んでいるような庭なら、普通にガーデニングが楽しめます。塀が南側(東南から西南)を塞いでいるだけならば、わりとまともなガーデニングを楽しめるはずです。

1)塀に囲まれているということは、塀と同じ高さなら塀の向こう側と同じ日照条件ということなので、果樹を植えると最初のうちは成長が遅いですが、塀の高さを越えたころに急に成長が早くなり日照条件が大幅に改善されます(南向きの塀と塀がぶつかっている角は果樹を植えるのに最適 塀の高さが2m未満で1.5mx1.5mくらいとれれば矮性の果樹を植えるといいかも?)。日照時間が枝が伸びる方向によって大きく違うため最初のうちは樹形がいびつになりがちなので剪定して整えないといけないかもしれない(塀がある方向への成長が遅い)。

2)塀際で日当たりが悪い場所は、強い日差しを嫌う植物を育てるのに最適です(イチゴとかブルーベリーとか乾燥を嫌う植物は朝方だけ強い日差しを2,3時間与えるとかね)。塀に近づきすぎると、材質にもよりますが塀からの放射熱があるので熱を嫌う植物は注意が必要。とくに塀と家の壁の間の狭い空間は熱がこもりやすいので乾燥を嫌う植物はむかないような気がする。こういう場所は、イチジクとか暑い場所を好む果樹を大きなポットに入れて育てると、うまく育つ可能性があります(水を乾かさない程度に管理してあげないとダメですが)。

3)ぶどうなども、つるをできるだけ高い位置にもちあげるような棚をつくれば、日照条件を改善できるので大丈夫。

4)野菜もプランターに植えて地面より少しでも高い位置に置くように工夫すれば、日当たりを相当よくすることができます(それか、つる性の実物を上に上に誘引する(実の重さに耐えられる支柱が必要!))。塀沿いにバスケットをぶらさげるという方法も使えます。

5)ブラックベリーとかもとげつきの直立性の背が高くなる種類を選べば、植物のほうで勝手に日照条件を改善してくれます(支柱で支えてあげないと、いけないかもしれませんが)。

育てたい場所に長い棒を立てて、どのくらいの高さで日照条件がよくなるか前もって確認するといいかもしれません(夏至と冬至付近で)。それと濃い緑色の雑草が茂っている場所があれば、必ず日に3時間以上日が当たっているはずなので、そういう場所がないかよく探してみましょう(窓からの反射光とかで日照条件が良くなっている場所もありえます)。冬と夏の日照パターンの違いを把握することが大事。塀に囲まれているぶん、冬の日照時間が極端に短くなるので夏物野菜とかの収穫期間は短めになるようです(周囲より春が遅く来て秋が早く来ると考えるといいかも?)。

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...