2010年9月27日月曜日

チルアワーズ(chill hours)と食べ撒き

最近果実をつける木には、chill hours(日本語では、低温要求時間とか低温要求量とかいうらしい) なるものが必要だということを知って、いわゆる食べ撒きというのを、やっても、最悪花さえ咲かないことがあることが、分かりました。この辺は、400時間以下ということ。プラムの種を撒いて、花が咲いたのは運が良かっただけのようです。リンゴとかナシは、chill hours がたくさんいるものが多いので、最低でも花が咲くのを見たい人で比較的暖かい地域に住んでいる人は、これらの種を食べ撒きするのは、止めたほうがいいようです。逆にいうと、食べ撒きして、花が咲いたのと同じ品種をナースリーから購入して植えれば、花が咲いて、実がつく確率が高いということかもしれません(食べ撒きした種がクロスで交配されてても、花が咲く時期は変わらないハズ)。花が2月とか3月に咲くと説明してあるものは、chill hoursが少なくても良い品種の可能性が高いらしい。

ユタモデルとかいうのでは、
 •34F以下の時間、chill hourとして数えない。
 •35F~36Fの間の1時間を1/2 chill hour として数える。
 •37F~48Fの間の1時間を1 chill hour として数える。
 •49F~54Fの間の1時間を1/2 chill hour として数える。
 •55F~60Fの間の時間、chill hourとして数えない。
 •60F以上の時間、負のchill hourとして数える。

ということになっているらしいです。

この辺だと、最高気温が15℃以下(最低気温が7℃以下?)になる日が、ある程度続かないとダメだということみたいですね。

カリフォルニアのカウンティー別の積算時間がこちらで紹介されています。(これによると500時間くらいのは、フレモントでも栽培できそう?(フレモントはUSDAゾーンの9bとかにあたるらしい もっと海岸よりの地区は10になっていて400時間以下らしい))

今頃になって、また熱波がやってきたいみたいですが、前回と違って夜に冷却するのも早いようです(というか、もう夜の時間が長いので、昼間多少暑くなっても、翌朝にはリセットされている)。(今回は、9月28日火曜日の日中が一番暑かった)

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...