(冬の間は、雨が相当降るので、望遠鏡は回収する予定 )
1.EQalign2.0は本当に極軸合わせに使えるのか?
MEADEのDSIカメラとマウントはASCOMドライバー経由でつないで、一応調整することができました。
(十字付きのアイピースで目視であわせるより、はるかに簡単)
一応というのは、細かいところで、いろいろ問題があったため(カメラの設定を全部自分でやらないといけない(オートホワイトバランスとかしてくれない)、テレスコープコントロールがツール内で矢印でやろうとすると、動くけれどなにか変、などなど)。
2.GOTOの精度を上げるには?
SmartMountという機能を使って、マウントをトレーニングする(40くらい指定された星で位置合わせをするので、大変時間がかかります プラス おもいきりスルーするのでマウントに負担がかかる(バランスちゃんととれてないと壊れるかも?))ことで、かなりGOTOの精度があがりました。
これは、ONE STARで調整した、あとにうまくいきます。(TWO STARはダメ すごく変な位置合わせをする)
3.PARKさせて次にUNPARKしたときにGOTOがちゃんと動くか?
ずっと置きっぱなしにしておけるマウントは、PARKまたはSLEEPさせることができ、パークさせた状態で次に電源が入ったときに、なにもせずにGOTOがちゃんと動くかテストしたところ、何故か1/4円ぐらいも大きくファインダースコープで見てずれてしまいました。yahooのLX200GPSグループで質問したところ、RA PECがONになってないときに、UNPARKすると一番最初に24度右へスルーするようになっているからという答えをもらいました。(ファームウェアのバグらしい)
5月20日に快晴の夜があったので、また少し実験してみました。(次に雲のない晴れの日がくるのはずいぶん先のようです weather.com の10日間の予想と時間単位での予想は観測をするかどうか決めるのに、とても便利です)
1.ガイドの実験
RA軸側(横)の揺れは、殆どないのですが、DEC軸側(縦)の揺れが時々おこるのを確認。
まだバランスの取り方が悪いのか、もともとLX200みたいな重いものをウェッジに乗せて、赤道儀式にするセットアップに無理があるのかのかのどちらかみたいです。やはり、セレストロンのCGEMみたいなちゃんとした赤道儀を買った方が良いのか?強い風とか、近くを通る車の振動とかでも、かなり揺れたりするみたいです。こういうことを考えると、銀板で撮影してた人達ってすごいなーと尊敬してしまいます。
2.M13とM17の撮影
DEC軸側の揺れがが起こらないと、それなりの画像を取得してくれるので20秒くらいのを20枚重ねてみました(揺れが起こったフレームは除外)が、思ったより良くできていました。


OrionStartshootPro,LX200GPS8ACF,no-focul reducer(f10),without sky glow filter,20Secx20.M17 with gaussian blur filter processed. No dark frame used. Fremont,CA,May20.
当面の課題は、縦揺れをどうやって止めるか(または最小にするか)ということみたいです。(望遠鏡みたいな長いものが、バランスがとれてないとか、極軸合わせがぴったりできていないとかで、DECモーターのちょっとした動きで縦に揺れる可能性が、あるというのは、なんとなく分かる気がします(本来DECモーターは、ガイドしている時に使われるべきではないもののようです RA軸のモーターだけでガイドできるのが理想(?)) 望遠鏡を販売しているとこって、いかにも簡単に天体撮影ができるように書いていて、大変無責任だと思う。 長いほど振動の周期が長くなるはずだから、短い鏡筒が有利だということになります)
この他に、ウェッジを使って赤道儀にする場合、少し高くてもいいから($600くらいするもの・・)、しっかりしたグニャグニャしないものを購入したほうが良いようです。私は、一番安い$150くらいのを使っていますが、剛性が足りないのか、振動するとバネのようになるときがあるので、失敗したなーと感じています。(余計に振動を増幅するような気がする・・)やはりCGEM(もっとお金があったらCGEPro)みたいな、調整つまみのしっかりしてる、本物のドイツ式赤道儀を買うんだったと後悔しています。。