2008年9月26日金曜日

スカイスカウトを使ってみる

スカイスカウトを使ってみました($199まで値段が下がったので)。はっきり言って、”なにこれ”みたいなデバイスです。
1.思ってたとうり、肉眼で星がみえないとダメ。(だってスルーなんだもん それに、なにもコーティングしてないみたいだし 変なプラスチックの窓でかえって光の透過が悪くなってるような気がする)
2.ブライトネスをあげると、暗い星が見づらくなる。(ガイド光が邪魔をする)
3.少しでも周りに磁気の影響があると、精度が悪くなる。(全然違う方向を指す)
4.家の中では使いものにならない。(ベッドルームの床に寝そべって窓から見上げるとかには、不向き)
5.GPSの受信は屋外にでないと成功しない。

セレストロンの製品って、みんなこんな感じなのかな?値段下がるハズだよね。
こんなの買うくらいなら、オライオンから良いマルチコーティングをした双眼鏡を買った方がずっとお得です(FullyMultiCotedていうので口径が50mm位のがいい)。
(天文用の双眼鏡にスカイスカウトみたいな機能がついていて精度良く星を識別できたら爆発的に売れるだろうなー (どの星を識別したのか、矢印をスーパーインポーズしてピンポイントしてくれたりとか))

まGPSとして、場所と時間の確認、それから大体の星の位置を探す みたいなのに使うには、いいかもしれないけど。。。
(たしかにSpecには、光学系の性能とか指している場所の精度とか書いてないが、あまりにもひどいと思う しかも磁気の影響があると、精度が悪くなるなんて、どこにも注意書きがない)
また訴訟品を買ってしまったかもしれない。。。(アメリカではよく、販売された製品が広告どうりの性能を発揮できないと訴訟が起こって、メーカーが大損をする。。(最近のでよくあったのはMP3プレイヤーの記憶容量の広告でのうたい文句と実際に収納できる曲数の違い) (突然、手紙がきて、”あなたが購入した製品は、これこれで、こういう欠陥があって、訴訟に勝ったから、これこれの方法で代償を受け取ることができる”みたいなのが、良く送られてきます)

はっきりいって、目ではっきり見える木星とかベガとか1等級より明るい星を識別するのにしか使えないと思う。(でも、そんなの双眼鏡とスカイチャートを使えるようになると、こんなもの使わなくても、分かるようになるし)

いろいろな場所へ移動して観測する人には北極星の位置を探すのに便利かもしれないけど、きっとそんな人は達人だから、コンパスと普通のGPSさえあればこんなものいらないよね?

0 件のコメント:

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...