マイクロソフトが無料で提供しているワールドワイドテレスコープですが、グーグルスカイと比べて良いところは:
1.選べる波長の数が圧倒的に多い。
2.ガイディッドツァーというのがたくさんあり、プラネタリウムに行ったような気分になれる。(ゆっくり喋ってくれるので英語の勉強している人には、いいかもしれませんね)ちなみに自分でも作成できるようです。(6歳の子供が作ったのもありました)(天文雑誌の編集者とか大学の先生が作ったのが質が高いです(ナレーションも上手だし 音楽もついてるし(しつこい音楽がついているのもあるので注意)))(そのうち日本語のも誰か作ってくれないかな(プラネタリウムでナレーションとかしている方ぜひ、作ってください)?)
3.GOTOテレスコープにもつなげられる。
だと思います。
(もっと、たくさん機能がありそうなのですが、まだ使いこんでない)
使い方を説明したツアーがTours->LearningWWTというところにあります(InteractiveTourというのをCurtis Wongという方が提供されていて、とても分かりやすい)。基本的な操作は、左ボタンでドラッグ、右ボタンで十字を出してオブジェクトを識別する(そこからResearchでWikiとかにいったりとか、イメージを探したりとか)、中ボタンスクロールでズームイン、ズームアウトこれだけです(とても簡単)。左下のImageryというリストボックスから違う波長で撮った画像に切り替えられます。Searchに星の名前をいれると、インクリメンタルサーチができます(例えばPとタイプするとPで始まる星が全部リストされる 北極星Polarisを探したいときは、POLとタイプすれば良い 簡単 良く使うんじゃないかと思う名前幾つか Jupiter,Polaris,Vega,Arcturus,Spica,Sirius,Orion Nebula, Betelgeuse,Andromeda Galaxy,M81,M82,M13 どこかに日本語と英語で星の名前をリストしたサイトがあるかもしれない(?) GoogleEarthが日本語に対応してるみたいなので表示をSkyに切り替えて、ワールドワイドテレスコープと一緒に使うと星座と星の名前がわかりやすいかもしれない)。Viewというところで、見ている時間も変えられるし(ViewFromThisLocationをチェックすると水平線のクリッピングがかかる(どこから見ているかをSetupで選んでおくこと) 同時に右下の天球が見ている方角を示す絵に変わる)。良くみかけるスカイチャートプログラムの豪華版というところでしょうか?(しかも無料だし)星座の名前がでない(右下に選ばれている星座がでますが、普通のスカイチャートだと全部チャートの中に表示してくれる)とか星座に重なる絵が選べないのが少し不満です。(一般的なスカイチャートプログラムだと、星座の名前を消したり、表示したりとか、星座に重なる絵の種類(簡略した絵か、神話にでてくるような絵だとか(Carina softwareのVoyager 4にはこういう機能がある))を選べるとか、表示する星を明るさで制限したりとかいろいろオプションがある)
(一番新しいリリース(AphelionBeta)に更新したら、左下の”LookAt”のリストボックスでSkyを選ぶこと(デフォルトがSolarSystemになっている)。または、Viewの下の▼からメニューを出して、StartLookAtをSkyに変えておくこと。)
ちなみに、VistaとXPでインストールしましたが、特に苦労しませんでした。(DirectXとかVisualC++2005ExpressEditionとかをいれてた、せいでしょうか?それともOSがもともと英語版だからか?)
子供が望遠鏡を欲しがったら、こういうのでごまかすといいかもしれません。そのうち飽きるかもしれないし(安い望遠鏡だと月以外はどうせ光の点にしかみえないし)。高性能の望遠鏡は、車くらいの値段がするものまであります(小さな家が買えるくらいのものまであるんですね。。。。)。しかも持ち運びが大変で、自分で豪邸でも持ってない限り、どこか暗い場所に持っていかないと使えないし。しかもCCDカメラとかを使わないと、ディープスカイオブジェクトとかは、良くみかける画像のように撮れないしで、大変です。月の次に一番見やすい天体である木星の縞を見るのでさえ、最低8インチのアパチャーじゃないと駄目みたいです。倍率変更するためのアイピースもたくさん揃えないといけないしで、とにかくお金がかかります。。。。 これが、私が双眼鏡をすすめる理由の一つです。(先ずどこに何がいつごろ見れるのかを覚えましょう) あとは、近くのオブザーバトリーに行って見せてもらうのが、いいと思う。(この辺だとオークランドに一つあるみたいです) 天文クラブの集まりに行くというのもいいかもしれません。(サンホゼだとSJAAというのが金曜日に開いているみたいです)但し、天文観測は、天気に左右されるということを忘れずに。とくにベイエリアは、海に近いせいか、雲があっという間にかかることがある。(これが私が遠くにでかけたくない理由の一つ。だって、重い機器持って行って、セットアップに時間かけて、いざ見ようとした時に曇ってしまうと馬鹿らしいし 暗いところで望遠鏡使ってテロリストとかに間違われると嫌だし(望遠鏡って大砲みたいにみえるでしょう。。))
私は、最近買った8インチの高い望遠鏡でやっと木星の縞を見ることができるようになりました。自動追跡できる機能がついているので、そのうちCCDで撮影して載せます。(MeadeのGPS付(LX200)のはすごいですね AutoAlignで明るい星2つに合わせると、私のような初心者でも自動追跡が使えるし(ポーラーアラインメントもしなくていいし 自動的に北を探して、水平度まで測定してくれるし(少しくらい傾いていても平気みたいです) AltAzのマウントが使いやすい Equatorialマウントはまだ苦手(MeadeのはLX200とか90が評判いいみたいです(ETXはレビューを読んでいる限りではあまり良くない(”土台が軽すぎてぐらぐらする”というようなことが良く書いてあります)) Celestronのはどうなんでしょうね?)
2009年12月24日追記:
つい最近ですが、ローカライゼイション用のツールがあること+不完全ですがローカライゼイション用のファイルを発見しました(日本語も一応含まれているようです)。こちらからWorldWideTelescope May 2009 ADKというものをダウンロード、インストールすると、WWT Localization Toolというものが使えるようになります。最初から入っていたのか、ADKをインストールした時にできたのか、C:\Documents and Settings\<あなたのユーザー名>\My Documents\WWT Localization Filesというディレクトリーに、Japanese.tdfというファイルがあります。これを、ワールドワイドテレスコープのSettingsの下▼のメニューの"Select your language"から"Load Local Language Pack"を選び、このtdfファイルを指定すると、部分的に日本語が使えるようになります。(間違いが多いので、やらない方がいいかも? プログラムが再起動する時にクラッシュしましたが、もう一度起動したら、一応日本語のメニューを表示しました。 動作が不安定なので、どうしてもやってみたいという人以外、使わないほうがいいかもしれません。)(コンピュターソフトウェアで使われる文字の国際化に貢献したのはX11R5あたりからの日本によるところが大なのに、まっさきに中国語をサポートしているところが、けしからんと思います、個人的には)
2011年8月21日追記:
こちらにローカライゼーションの手順が記されたものがあります。(まだ私は試していません 最近新しく追加されたものでADKとは違うものみたいです(ADKのバグをとって本体に組み込んだのかも?)?英語を読めない人はブラウザーの翻訳機能を使ってなんとか分かるかも)多言語化の妨げになるのが英語式文法(主語が何をするかを強調する文法かな? 中国語は英語と文法が良く似ているらしい)と日本語式文法(主語が何に働きかけるかを強調する文法かな?)の違いですか、これらの違いを吸収するような多言語化の仕組みは、まだ提供されてないんだろうか?
一応実験して、一部日本語化できることを確認しました(ちなみに拡張子を.tdfにしないとWWTが'Load Local Language Pack'で開くファイルブラウザーでみえないので、txtのままにしておきたいときは、ファイル名をそのまま入れること そのうちに偉い人が日本語に対応した文字列の入ったデータファイルを提供してくれるでしょう(もうやってるのかも?) 昔ADKと言ってたのを本体に組み込んだだけみたいですね)
カリフォルニア州フレモント市に住んで、わりと簡単に育てられた植物からいくつか紹介 他に苗(ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなどなど)の購入場所など (フレモントはサンホゼの少し上、サンフランシスコの少し下にあり、どちらにいくにもとても便利 治安も比較的いい)時々初心者の目からみた天体撮影についても紹介。(ガーデニングの話題が主ですが、思いつきでいろいろ書き込んでいます)。最近は天体撮影関連多目です。
2008年8月24日日曜日
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