最近、“異次元の少子化対策に挑戦”とかなんとかツイッターで見たので少し考えてみたんだけど。
まず、少子化対策白書とか見にいったんだけど、これが全然ダメなんだな。毎年殆ど同じ内容、出生率と新生児の総数のグラフの年次推移で減少するのを見せて少子化なんですよ、って見せてるのは分かるんだよ。対策の内容がダメ。まず子育て支援しても子供の総数は増えない。今いる子供の数を維持するのには大事だとは思います。人のふれあいを増やして結婚する人の数を増やせば子供の数が増えるだろうなんて安易な感じの対策もダメ。そこで結婚した人達が二人以上子供育ててくれるって保証は全然ないし、夫婦と未婚子の家族になったら人口減少加速するだけだし。それと出産適齢期の女性の総数と内訳を把握してなくて、その人達の待遇をどう改善したら子供を二人以上育ててもらえるのかとかも書いてないのが全然ダメだね。それと、そこから産まれる可能性のある新生児の数と現実の数字との乖離についても考察してないのが全然ダメ。少子化を数学的モデルとした側面から捉える事に失敗してるのか、わざとああいう書き方になってるのか。少子化担当大臣出来て15年くらい経つのに、こんな事しか、やってないんだと、思いました。取り敢えず男は置いといて出産適齢期の女性の待遇改善するところから、やらないとダメなんじゃないかな。結婚しないと子供が増えないと思ってるところが、この人達ダメだと思いました。精子バンクとか卵子バンクとかもあるし。不倫とか無責任野郎との間に出来た子供でも、子供に罪はないし(無責任野郎からは、きっちり養育費搾りとればいいし)。まして、その子が健康な将来性のある子供なら、尚更。別にシングルマザー、ファーザーでもいいじゃん、それで子供育ててくれるっていうんだったら、めちゃくちゃ待遇良くしてあげてさ。それと20歳迄子供育てて、子供が税金たくさん納入する様になったら国は育てた親に報奨金を出せ、感謝の気持ちを伝えろ。扶養控除とか、収入が沢山ない人にとって殆ど無意味です。失業して失業手当てだけで収入激減したら、なんの役にも立たない。ていうか、子供たくさんいる人は失業しても、今までの生活が最低限維持出来る様にしろ。そんな保証もないのに子育てなんて大変な事やってくれる人沢山はいない。
それと思うんだけど、今楽しい事がたくさんあるから20代の一番楽しい時の時間を子育てみたいに大変そうなことに使うのって避けようとする傾向にあるんじゃないかな。だから晩婚化が進んで、出産しても一人迄みたいになって、どんどん人口減少が加速しているのでは?でも若いうちに出産してもらうには、里親になる公務員を作って、そこに子供を預けてもらうみたいなことするしかないんじゃないかな、納得する迄若いうちの時間を自分の為に使って、自分で子供に向き合える時間が出来る様になるまで、そういうの制度化してさ。預けてた子供に何かあって裁判沙汰とかも起きる可能性はあるけど。若い望まない時期に子供が出来て嫌々育てて保護責任遺棄みたいな犯罪者にするのが一番可哀想だと思う。里親制度みたいなのは、あるけどあまり知られていないようだし。里親になろうとする人が少ないせいなのか?
これ以上進むと、二人以上出産する事を義務化する様な法律出来てしまうかもしれないよね。
まー、勝手に色々書いてみました。
毎年、100万人弱しか新生児産まれてないそうだから、そのうち8割生き残ったとして、100年後日本の人口は8000万人とか、それ以下になってる筈。かなりやばい状況ですね。