2022年1月29日土曜日

フラット画像の光源になりそうな低価格のパネルを買ってみた

 フラット画像の光源になりそうな低価格のパネルをamazonから入手してみました。元々紙を置いてトレーシングするためのものらしい。軽くて明るさも調整できるし、8インチくらいまでは使えそうな大きさ。コードの長さも1.4mくらいあるので十分ではないかと。

LITENERGY Portable A4 Tracing LED Copy Board Light Box というやつ。

https://www.amazon.com/LITENERGY-Ultra-Thin-Adjustable-Streaming-Stenciling/dp/B07H7FLJX1

ボタン一つだけだね操作するのは、ONするのも、明るくするのも、暗くするのも。暫く使ってみようと思う。軽くタッチでオン、オフ。タッチ&ホールドで明るく、次のタッチ&ホールドで暗く、操作はこれだけ。これA3,A2のもあるけど、そんなでかい口径の望遠鏡使うことはたぶん私はないと思う。すごく軽いし、落として万が一壊れても、そんなにお財布が痛くないくらいには安い(これ重要)。

フラット画像専用のパネル売られてるけど$300くらいするよね、あれ。まー、あると便利なんだろうけど。少し高すぎ。代替品としては、こういうので十分ではないかと思う。それに、設定維持したまま朝の薄暗い夜明けの光まで待てる人は、こういうパネル自体いらないし。

光源用のパネルを使ってフラット画像を撮るときの注意点

1.光源用のパネルを地面に落としても壊れないように、緩衝材になるものを地面に敷いておく。

2.赤道義のトラッキングをオフにしておく、もしくはマウントの電源を切って動かないようにしておく。真上に向けてると思ったものが動いてパネルが滑って落ちると悲惨。autostarだとutilityからsleep modeにするかsetup targetからterestrialに変更しておくといい。

3.光源用のパネルが落ちないように手で押さえておく(または重しを乗せて動かないようにしておく)。パネルを押さえながらPCを操作するっていう少し難しいことをしないといけなくなるけど。

4.壊れてもいいくらい、安いものを光源用のパネルとして使う。

2022年1月27日木曜日

少し暗めの星雲を試し撮りしてみた

 flaming star nebula IC405という少し暗めの星雲をQHY5III-178Mで試し撮りしてみました。ギリギリまでレベルをストレッチすると薄っすら星雲が浮かび上がってくる、けれどギザギザのノイズみたいなのが目立つようになるようです。おそらくQHY5III-178Mに使われてるセンサー自体は、この暗めの星雲の光を検出する能力があるんだろうと思う。ダークの枚数を増やせば、もっとノイズが減るのか実験してみないと。この画像は、ダーク60枚で校正している。もっとgainを落として撮るとノイズが減るのかとかもやってみたいし。後、Halphaのフィルター使うと、どんな感じなのかとかも確認してみたい。それか、もっと枚数を増やすべきなのか?別の望遠鏡で撮るとギザギザが出ないのか、とかも。何らかの方法で冷却すればノイズが減るのかとかも確認してみたい。

Orion ST80 on LX200ACF8gps, QHY5III-178M, gain 30, 10s per frame, unguided, 585frames stacked


まー、一応星雲が浮かび上がったので、成功ということで。これ本当に難しくて古いカメラだと星雲がいくらやっても出てこなかった。このくらい、暗いのが撮れると撮影対象が増えるから、撮影してる場所と自分が持ってるカメラでどのくらいの等級まで撮れるのか知ることは、とても重要だと思う。このくらい暗いと、本当に目的の天体を写してるのか最後の画像処理でレベル調整するまで分からないので、plate solvingが正しく動作して座標を同期してくれてること頼みになります。多分、何回も同じものを撮影して慣れてくると明るい星の写り方で、ここにある筈だというのが分かるようになるとは思うんだけどね。plate solvingがないと滅茶苦茶導入が難しい、暗い天体って。ぱっと見で、そこにあるかどうか分からないし。running man nebulaくらいだと10秒を10枚くらいsharpcapのlivestackで重ねたものをgimpでストレッチしてやると薄っすらと浮かび上がるので確認がまだ楽なんだけど。

こういうギザギザが気に入らない人は、もっと性能のいい高額のカメラを買って、どんどん深みにハマっていくんだろうな。


これは、ゲイン20で一枚20秒

Orion ST80 on LX200ACF8gps, QHY5III-178M, gain 20, 20s per frame, unguided, 473frames stacked


一応星雲が写ってるけど、かなり弱い。しかも星が、かなり潰れてる。これだと、ゲイン30で10秒をたくさん重ねた方がまだいいような気がする。


2022年1月26日水曜日

Focal reducerを使っていてplate solvingが上手くいかないときに

Focal reducer(カタカナだとフォーカルレデューサー?)を使っていると、センサーまでの距離で圧縮率が仕様より大きくなったり小さくなったりして見かけ上の焦点距離が変わり、plate solvingが上手くいかない事が、頻繁に起こります。センサーまでの距離がメーカーの推奨距離より近くなってると圧縮率が低く逆に遠いと大きく成り過ぎる。例えば、0.63のfocal reducerで95mmが推奨値の場合、近過ぎると0.8くらいの圧縮率しか出なかったり、遠過ぎると0.5とかになってしまう。

こういう時は、
1.astrometry.netに画像をアップロードして解析してもらう。


ここでも失敗するようだと画像の質が多分悪いので、成功するまで露出時間とかゲインとかを調整する。astrometry.netの解析でも上手くいかないようだと、ASPSでもASTAPでも上手くいかない可能性大。なので、成功するまで画像を調整する。

2.成功すると、pixel scale:にarcsec/pixelというのが表示されるので、ここからセンサーの大きい方のピクセル数を使ってFOVを計算し、更にarcsecondをdegreeに変換する。

例えば、QHY5III-178Mで0.305arcsec/pixelという答えがastrometry.netから得られたら
0.305 x 3072 = 936.96arcseconds = 0.2602667degrees というのがFOVの大きさになります。

3.同じ画像を使ってASTAPのstack menuのalignmentに上で計算されたFOVを入れてplate solvingさせると解が出てくるはず。その時に正しいfocal lengthを警告として表示してくれる筈です。上の場合だと、0.2から0.3までのFOV(0.21, 0.22,.....0.29,0.30 またはautoを使う)でASTAPでplate solvingさせれば、高確率で解が出てくるはず。astrometry.netの答えにradiusというのがあって、ここが十分に小さい値ならsearch radiusは10以下でいい筈。
これでも上手くいかないようだと検出されてる星の数が少ないのかもしれないので、downsampleの値を調整してみること。カラー画像の場合Sirilのphotometric color calibrationでも正確なfocal lengthを表示してくれる。

Focal reducerは、使わないといけない時があるんだけど、plate solvingの障害になるときがあるんだよね、こうやって。

Focal reducerからセンサーまでの距離を100mmくらいに調整すること(LX200ACF8 + Meade6.3の場合 これでfocal lengthが1160mmくらいに調整された 1160/2000で0.63ではなく実質0.58になってる)、solverにASPSを使うことで、かなり改善された。ASTAPはFocal lengthが400mmの望遠鏡で使うと、上手くいくことが多かったりするので、solverを二つ以上インストールしておくことをお勧めします。

ASTAPのautoでのplate solvingがあまりにも上手くいかなかったので、C:\Users\<ユーザー>\AppData\Local\astap にあるastap.cfgを削除したら途端に上手くいくようになった。設定をいじりすぎてしまったのかな、これデフォルトに戻すってボタンがないんだよね何故か。

BBCのsky at night magazineの視野確認ツールにもresolutionがarcsec/pixelで表示されるのでastrometry.netからの答えに合うようにreducerの値を調整すると大体の圧縮率が分かります。



arcsec/pixel (arcsec per pixel)からfocal lengthを計算する式がありました。
focal length = aperture size(口径)x ( pixel size / arcsec per pixel)  だそうです。

例えば、LX200ACF8”でASI533を使いarcsec/pixelが0.652の場合、口径が203.2mm、pixel sizeが3.76umなので、203.2 x (3.76/0.652) = 約1171.8mmとなります。

Sirilのphotometric color calibrationに成功すると、Sirilが計算したfocal lengthを表示してくれるので、これが一番正しい値だと思う。

私の場合、望遠鏡の口径が大きくなると、ASTAPよりASPSの方がplate solvingの成功率が高くなる様に感じる。

2022年1月23日日曜日

オリオン座の星雲を幾つか撮ってみた

 オリオン座のM42以外の星雲を幾つか撮ってみました(初挑戦)。LXD55ガイドがうまくいかないんだけど、20秒のを200枚重ねてみたら、まーいいんじゃないかな?みたいには撮れました(拡大すると潰れてると思うけど 一応校正もしたし)。形ちゃんと出てるみたいだし。これ、LRGBフィルター使って撮ろうと思ったら大変だよなと思ったけど、そのうち挑戦してみたい。あとカメラを簡単に回転させるアクセサリーも欲しいんだよね構図をきめられるように、今差し込んだ状態でそのまま撮ってるだけだし。

running man nebula(Sh2-279) Meade LXD55 SN6+QHY5III-178M gain30, 20s per frame, unguided, 200 frames stacked


これは10秒400枚

flame nebula(NGC2024)Meade LXD55 SN6+QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 400 frames stacked


二つともgimpでトーンカーブとレベルを調整してあるだけ(画像処理で暗いところに集まってるデータを滅茶苦茶ストレッチしないと、こういう風には見えない)。

白黒でも撮れるんだからフィルターいろいろ変えても撮れるとは思ってるんだけど、どうなんだろう?先ず一つのフィルター毎に何枚撮ればいいのかとか探さないといけないし、フィルター変える度にフォーカス合わせ直すとか、フラット画像撮るとか、凄く時間と手間がかかるのは分かってるんだけど。

感度がいいカメラでフォーカスが合ってると明るい星に激しくキラキラがつくみたいです。オリオン座は、楽しいよね、面白い形の星雲がたくさんあって。

LXD55はガイドが上手くいかないので、こんな感じで10秒くらいのを400枚とか重ねてしばらく使ってみよう。QHY5III-178Mかなり使える、ガイド用のカメラとかで使うのは、もったいない。これで暫く修行して自信がついたら、もう少しいいカメラを買おう。

Deep Sky Stackerによる校正+重ねる処理も内蔵のm.2 ssdとほんの少し速い11世代corei3でやってるけど思ったより速く終わるし。これ10何年前のだと、もっと時間かかるんだと思う、最悪1時間以上とか。それに無料で使えるソフトが、こんなにあったのか怪しいし。plate solvingで簡単に撮影したい天体を導入出来て、感度がいいカメラで画像のダウンロード速度も滅茶苦茶速いし、撮影後の画像の校正の仕方、その後の画像処理も、いろんな人が説明してくれてるから、こういう事を始めたい人には、いい時期なのかもしれない。私が、これは大変だと思って放り投げた、いろんな事が今解消されてるから。極軸合わせとかも、NINAのthree point alignment使うと30分から1時間くらいで終わるし、昔ドリフト方でやってた時間を返して欲しいとは思うよね、こんなに簡単だと。

馬頭星雲も撮影してみた。 使ってる夜にOrion star blast 4.5だと反射望遠鏡にあるcomaってのが出てるのかなと思ったんだけど(それかcolimtionに失敗?アイピースを締め付けるネジの加減でカメラの中心が狂っていたのが原因のようです で、たぶん大きくcolimationがずれてるんだな、おそらく この望遠鏡は撮影用には使えない)、既に始めたあとで他に使いたい望遠鏡をセットアップするのが面倒だったので、そのまま使った。ちゃんと形が出てるので、いいことにしておこう。ただ、この4.5はもう使わないな多分。鏡筒短くしないと、フォーカス長に余裕が無くてcoma correctorとかfilter  wheelも挟めないみたいだし。1.25インチのフォーカサー用のcoma correctorとか売ってないし、2インチのフォーカサーに付け替えるような手間もお金もかけたく無いしね(そういう事も知らない時になんとなく買ってしまったやつだし)。10秒400枚重ねて、ちゃんと形が出るということを確認出来たということで。この星雲、校正してたくさん重ねた上で思い切りストレッチしないと馬の頭が浮かび上がってこなかった。導入で正しい場所を指してるのか本当に不安になる天体です。NGC2023っていうのも一緒に写ってるみたいですね(狙っていたわけではないけど、FOVに入っていた)。

horsehead nebula LXD55 + Orion star blast 4.5 +QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 400 frames stacked

running man nebula(Sh2-279) Meade LXD55+Orion star blast 4.5+QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 400 frames stacked


QHY5III-178M自体は、結構使えるカメラなんだっていうのが分かったのが収穫です(手持ちの4.5の反射式望遠鏡は撮影には向かないって分かったのも)。手頃な値段の小さな屈折望遠鏡を探して試してみたいし。

安い80mmの屈折式望遠鏡で撮影した馬頭星雲

horsehead nebula, Orion ST80 on LX200ACF8gps + QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 400 frames stacked

running man nebula + M42 + M43, Orion ST80 on LX200ACF8gps + QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 600 frames stacked



horsehead nebula, Orion ST80 on LX200ACF8gps + QHY5III-178M gain20, 20s per frame, unguided, 385 frames stacked



おまけ(オリオン座ではない) 試し撮りしただけのもの。これだけ明るいM45のキラキラしてる星の周りに浮かび上がるボヤっとしたガスみたいなのも、きちんと最後までストレッチしないと出てきません。画像処理も見た目を決めるので、とても重要です。
M45 Meade LXD55+Orion star blast 4.5+QHY5III-178M gain30, 10s per frame, unguided, 400 frames stacked


2022年1月21日金曜日

フォーカスが合わせにくいように感じた夜?

 赤道儀の故障なのか、大気が揺らいでたせいなのか、フォーカスが合わせにくい夜でした。いくらやっても、20秒の露出でクッキリした感じにならなくて少し丸まった感じになるので、おかしいと思って500msまで下げてみたら滅茶苦茶、星が動いているのが確認出来たので、大気の状態が不安定なのかと推測しました。phd2の実験も出来たし、いいことにしておこう(露出時間を長くして揺らいでるのを誤魔化したけど(10秒))。LXD55でガイディングやったことなかったし。ガイドした時と、しなかった時で120秒の露出で、はっきり違いが出たので、もっと条件がいい時に暗めの天体を撮影しようと思っている。今夜はフラット画像がきちんと撮れたけど元画像が揺らぎのせいであまり良くない。こんな日は、plate solvingも失敗する事が多いようです(ASTAPの方がダメ、ASPSは時々動いていた)。風が地上でもある程度強かったから、ケーブルが揺れて振動していたのか、それとも空ではもっと風が強くて大気が揺らいでいたのか?それかガイドスコープを追加したせいなのか?もっと条件のいい日に確認してみないと。大気の揺らぎのせいなのか、もう一つの赤道儀LX200で確認してみればよかったのか。。。

やっと、きちんと撮れたフラット画像(コントラスト、明るさ調整で強調してある)


フラット補正してないM31(輪っかが少しだけ目立っている)

フラット補正したもの


画像さえちゃんと撮れればDeepSkyStackerのようなスタッキングしてくれるソフトが自動的に処理してくれる。

一応校正の手順も分かって処理の仕方も分かったので、良いことにしておこう。

私のフラット画像の撮り方は、白いシャツを望遠鏡にかけて、白い画像のiPadで明るさを1/3くらいに調整して、自動ロックなしにしたものを白いシャツの上から、また被せて、ヒストグラムが1/2くらいになるように露出を調整して200枚ほど撮影、みたいな感じです。で、ダークフラットを同じ条件で望遠鏡のカバーをつけて撮影。

ただフラット画像ってフィルター毎に撮らないといけないみたいで、とんでもなく天体撮影って面倒くさいよね、綺麗な画像に仕上げようとすると、これ毎回やらないとダメなんだよ、焦点設定いじってしまうと、光学系のパスが変わってしまってそこでおしまい。初心者の人は、私みたいにこの辺が分かってなくて入口で苦労するんだけど、今はそこらじゅうに情報があるから楽だよね。望遠鏡メーカーって、こういうことをわざわざ説明しないよね初心者には、こんな面倒くさい事が必要って分かったら買ってくれなくなるかもしれないし。

次の日の昼間にバランスを確認してみたけど、RA軸がほんの少しずれてるだけだった。その夜に、ほぼ同じ望遠鏡の設定(バランスを少し調整しただけ)で、確認したら前の晩より確実に揺らぎが減っていた。やはり大気の状態のせいだったみたいです。

後から、また考えてみたけど、ひょっとしたら鏡筒自体が強い風で揺れてたのかもしれない。それが像の揺らぎとなって表れていたのかも。

追記:

風が強い日は、USBケーブルが揺れてカメラにその振動が伝わってしまうというのが主な原因だったようです。解決方法としては

 1)なんらかの方法で風を遮断する。

 2)カメラからのケーブルの長さが揺れない程度に短くしてやる(望遠鏡周りの金具に緩く引っ掛けておくとかして)。

だと思います。

QHY5 III 178Mを初めて使ってみたけど。。

 QHY5 III 178Mを初めて使ってみたけど、アクセサリーの説明がないんだよね、これ。特にプラスチックのオーリングの用途が最初不明だった。どうも、本体とスペーサーチューブの間に挟んでpar focal ringのストッパー的な用途みたいだよね、こういう細かいやつもちゃんと説明しといて欲しい。

使ってみた感じ、今のやつって、こんなに感度がいいんだみたいな感想。gainを30とかで使うと、30秒くらいで飽和してしまうんだけど。gainを落としてもっと長い露出をしろってことなのかな?

相変わらず校正用の画像の取り方を失敗してる。フラットちゃんと撮ったと思ったのに、何故かaviファイルになってるし。sharpcap嫌いだ。何故fitsで1枚ずつ保存しない。私が間違ったんだと思うけど、どこで間違ったんだろう。

校正してない重ねただけのM31だけど、トーンカーブとレベル調整して、一応銀河の雲っぽいのが浮かびあがってるから、いいんじゃないかな?gain 30offset0 で20秒100枚 Meade SN6を使ってunguided 

ダークとバイアスで補正したもの



こっちも校正してないM42、これは10枚重ねただけ

Dark+Biasで補正したもの(拡大するとノイズっぽいものが減ってるのが分かる)


M42とM31は大きくて明るいから比較的簡単だよね素人でも、画像取得するだけだったら。

また減光補正用のファイルがうまくとれなかった。。やり方は、ほぼわかってるんだけど。

暫く、このカメラできちんと校正できるまで練習してみよう。

2022年1月19日水曜日

流星群を撮る為のものを探していたら

 流星群を撮る為のものを探していたら、YouTubeでcmos カメラに直接広角レンズを付けるっていうのがあって、ちゃんと天の河まで写っている、この動画の通りだと。

https://youtu.be/q08AlS1uNLQ


取り敢えず、これの真似をしてみよう。QHY5iii178にZWOの150°の低価格のレンズを付けてるだけだし(動画ではIRフィルターを外してる)。そんな方法で、結構綺麗に星空撮れてるみたい。こんなので流星群捉えられると嬉しいんだけど。



2022年1月17日月曜日

128GbのSDカードにFedora3.5を入れてkstarsからEkosを使ってみる

 Linuxで使えるEkosというのも動かせるようにしようと思って、128GbのSDカードにFedora3.5を入れてkstarsからEkosが使えるようにしてみました(EkosにもNINAと同じ様なthrre point alignmentの極軸合わせツールがあるらしいので、これが実験できるように)。

Fedora3.5のインストールは、そんなに難しくなくて、もう一つの16GBのSDカードにFedora Media Writerで3.5のLiveイメージを書き込みブート出来るようにしておく。128GbのSDカードには何も書きこんでない状態(固定インストールしたいSDカードにFedoraのliveイメージが書いてあるとインストール時に何故か選択できない)にしておくこと。で、Liveイメージが入ってる16GbのSDカードからブートして、インストール先に128GbのSDカードを選択してインストールしただけ(Laptopに付いてるSDカードリーダーと外付けのUSBのSDカードリーダーを使いました この方法では、二つSDカードリーダーがないとインストール出来ない)。

で、次にINDI LibraryのDownloadっていうFedoraのところにある指示に、ほぼ従う。

https://indilib.org/download.html

やってはいけないのは、ワイルドカードでインストールすること(sudo dnf install indi-* はダメ)。これを表示されたオプションを使って実行したせいで、symbolがみつからないとかなんとか出てkstarsが起動出来なくて少し悩んだ。仕方が無いのでsudo dnf remove indi-* と sudo dnf remove kstars でパッケージを削除して、sudo dnf install indi indi-libs と sudo dnf install kstars で kstarsが起動出来るようになりました。

Ekosってのは、kstarsのToolメニューから起動できるようになっている(これも知らなかったし)。

何故かOrionのStarshoot autoguiderがカメラの選択肢にあったので選んで接続しようとしたら、qhyのドライバーがないとかなんとか言ってきたので、sudo dnf install indi-qhy  で ドライバーがインストールされて接続出来るようになり、画像もキャプチャーできるようになった(qhyが製造元なんだね、Orionのカメラは)。

sudo dnf list indi-* とやると、indi関係のパッケージがリストされるので、自分のカメラに対応するパッケージをインストールすればいいんだと思う。

こちらに対応してるカメラが説明されているけど、Ekosのカメラの選択肢には実はもっとある(製造元が同じで違うブランドで売られてるものがサポートされてる可能性あり それか、新しく追加されたドライバーがこのページには追加されていないか)。

https://indilib.org/ccds.html


indi-gphotoをインストールしたんだけど、DSLRカメラへの接続がうまくいかなかったんだよね、何故だか。ファイルシステムからアンマウントしないと接続出来ないらしい。それだけ。自動的にマウントされるのを止めるには、どうするんだ?

Meadeの赤道儀にもUSBシリアルポートで接続できて、選んだ星にslew出来ることも確認したし。

あとplate solving用の設定があるのか確認しないとダメだよね。これもパッケージをいれるのかな?インデックスファイルとかもいるだろうし。これは、Ekosがカメラと望遠鏡に接続されてる時に(simulatorでも可)、allignってやつのoptionからindex fileをダウンロード出来るようになっている。緑の印がついてるのだけダウンロードすればいい。

あとは、Ekosの極軸合わせツールを実際に使ってみるだけだね。

別のPCからWindows用のEkosを起動して遠隔操作できるかもやってみたいし。


SDカードじゃなくて、仮想マシーンでインストールする方法もあるみたいだね。

Windows版のkstarsをインストールして、INDI to ASCOM bridgeとか使うのもありなのかな?

2022年1月14日金曜日

Plate solvingがNINA imaging でうまくいかなかったこと

 まったく同じ設定(だと自分では思っている)でsharpcapでplate sollving出来ているときに、何故かNINA Imaging2.0 Beta29では、plate solvingがうまくいかなかった。少し雲がかかってたぐらいが違うといえば違うけど、何故NINAだとうまくいかない?optionのplate solvingの設定に問題があるのかな?使用していたplate solverは、all sky plate solver(ASPS)。その時取得したfitsファイルがあるからASTAPとかでも試してみないと(かなりたくさん星が写ってるんだけどね)。

同じ画像ファイルだとASTAPでも出来なかった。astrometry.netに直接あげると出来るんだよね、何故か。

Focal lengthの設定が間違ってたみたいだ。。。Focal reducerの値を間違って覚えてたみたいだな。6.3だと思ってたから2000mmx0.63で1260mmだと思ったけど、astrometry.netで出てきたFOVをASTAPに入れたら1480mmって返してきたから、7.4くらいのやつだったのかな?この値でやるとASPSでもplate solve出来たし。

astrometry.net使わなくてもASTAPでFOVをautoにしてもFocal Lengthちゃんとみつけてくれるんだね、これは便利だ。しかも滅茶苦茶速いし。20秒かからなかった。plate solvingが上手くいってない人は、プログラムが出したFocal lengthと自分で設定した値が合ってるのかを、この方法で確認してみるといいかもしれません。

でも何故sharpcapだと出来たの?focal lengthまでsharpcapの中で補正してるのかな?

動く値がみつかったからいいことにするけどさ。一応sharpcapでも1480mmを使って動作するか確認しておかないと。

最悪、光学系がおかしくなってる可能性もあるのか。。。それか、Focal reducerが不良品なのか、主鏡が歪んでるのか、覚えていた値が間違ってなかったら。

あと気になるのは画像データのピクセルでの縦横の幅がOrion starshoot proの仕様に出てる幅と微妙に合っていないという事。横が8、縦が24大きい。この辺が影響してるのかも?

あとは、Focal reducerを外して、Focal length 2000mmでplate solving出来るかどうか確認した方がいいのか。そもそも光学系が変わってて2300mm以上になってたら焦点合わせられない筈だよね鏡筒の長さ変わってないんだし。やはりFocal reducerが不良品?Focal reducerが劣化した?Meadeの6.3ってやつの筈なんだけど、設計不良なのこれ?

もう一つの可能性は、NINAが縮尺を間違った画像を取得してる、か。これはsharpcapで画像を取得してASPSとASTAP単体でplate solvingさせてみれば、すぐ分かるはずだし。

別の日にやってみたら、今度はsharpcapでplate solvingできなくなっていた。plate solvingの設定を色々変えていったら、どうやら Always send 8bit images to the plate solving applicationがチェックされてたのが拙かったようです(知らないうちに触ってしまったのか?)。これを外してから普通にplate solving出来るようになった。ちなみにFocal lengthの設定は、sharpcapでは、1260mmでも1480mmでも、どっちでも良かった(多分一度目に失敗したらblind solveをやっている)。sharpcapで取得した画像をASTAP単体でFOVをautoでplate solveさせたら、1480mmと出た。これは、NINAで取得した画像の結果と一致している。NINA2.0Betaでは、1480mmに設定すると、ちゃんとplate solving出来るようになった。LX200ACF 8 with gpsとMeade Genericでthree point alignmentがオートで動作することも確認できた(move rateが3degrees/secの時)。

ここに納得のいく説明がありました。

https://skyandtelescope.org/astronomy-resources/astrophotography-tips/of-pixel-size-and-focal-reducers/#

Focal reducerからセンサーまでの距離で圧縮率が変わるんだってさ、成る程。6.3のやつだと105mmで(celestronので105、meadeので95mmと書いてる人がいた)、ちょうど6.3になる様に作ってあるって書いてある。で、私は、Focal reducerからセンサーまでの距離を、これより極端に短くしてしまったから7.4になってしまったんだね。Focal reducerちゃんと使ってる人、こういう事知ってるんだ、凄いな。逆に極端に長くすれば、もっと圧縮率が上がるという事か(その代わりに周辺で歪むんだろう、多分)。

この説明通りだと、micro focuserの次にfocal reducerをつけるのが正しいという事か。

Focal reducerを使う時は、plate solvingのためのfocal lengthの設定値に注意が必要って事らしい。




Orion telescopeとQHYが売ってるCMOSカメラが非常に似ていること

最近 Orion telescopeとQHYが売ってるCMOSカメラが非常に似ていることに気が付いたんだけど。

先ず幾つかのカメラで形状が似ている、使っているセンサーまで同じというラインナップ。

これ製造元が同じで、違うブランドで売ってるだけじゃないかな、という疑問が?

だったら、INDIでも広くサポートされてるQHYのブランドで買った方がいいような気がしてきた。しかもQHYブランドの方が若干値段設定低いし。

2022年1月11日火曜日

LX200ACF 8 with GPS を久しぶりにシリアルポートに繋げてみたら。。。

 LX200ACF 8 with GPS を久しぶりにシリアルポートに繋げてみたら重大な問題が発覚しました。スカイチャートプログラムCartes du Cielで接続してslewさせると、目的の天体に行くんだけど、スカイチャートプログラム上ではとんでもなく離れた位置にあることになってる。座標系の違いかな、これ?plate solveやっても、滅茶苦茶近い位置にあるのに15度くらいずれてるとかいうし。これが修正できないと、plate solvingに頼ったソフトウェアが使えない。困ったな。。。目的の天体に行くってことは、ASCOM driverが、間違った座標をスカイチャートプログラムに返してるんだとは思うんだけどね。あと、GPS-UTC オフセットていうのが今は+18らしい(+13になっていた 多分、5秒ずれてたのかな?)。こんなので良くMeadeの望遠鏡売れるな(今はOrion telescope and binocularsが扱ってるんだけどね OrionとMeadeが訴訟してMeadeが負けて負債を抱えてOrionに買われたみたいな事をwikiに書いてあった Meadeはブランド名としては存在してるけどね)。座標がずれてたのは、Universalってやつとgps用って書いてあるやつ。gps用は、move axisサポートしてないってメッセージ出たし。move axisサポートしてないとphd2  guiding動作しない筈だし。

Meade GenericをLXD55に使った時は、こんな事起こらなかったんだよね(slew rateの設定がおかしい以外は ただslew rateの設定おかしいとphd2 guiding多分ちゃんと動かないよね)。このGenericってやつAutostarIIにも使えるのかな?実験してみないと。

あとCOMポートのボーレートをDeviceManagerで4800に落とさないと通信できないってのもあったし、gpsってやつ使った時。

ソースコードがあればなんとか出来るかもしれないけど。取り敢えずビルド出来る様にしたい。

Meade Generic (try this firstってASCOMのダウンロードセンターに書いてあるやつ)だと座標の食い違いが起こらなかった。Autostart2でも使えるし。でもこれも機種によってslew rateの実装がなんか怪しいんだよね(move axisがちゃんと動かない可能性大なんだけど)。仕方ないから、これ使うけど。universal,497,gpsってやつよりも幾分かまし。ソースコードも各リリースごとにあるみたいだし。そういう意味では、とても親切な公開の仕方だよね、これ、大変有難いし。

コードレビューした感じLX90とかLX200だと3°/secの時だけmove axisがちゃんと動きそう。何故かというと3°の時に2番目に速いslew rateを選択していて、それがたまたまLX90とかLX200だと3°/secだから。

このYouTubeの動画に、Meade Genericドライバーのログの取り方が説明してあるので気になる人は調べてみるといいかも。

https://youtu.be/guTEtwmjDkM

このドライバーがインストールされている場所がC:\Program Files (x86)\cjdawson.com\ASCOM Meade Generic 。

msiインストールファイルとかソースコードの場所が、

https://bitbucket.org/cjdskunkworks/meadeautostar497/downloads/?tab=downloads

ASCOMのダウンロードセンターでMeade Autostar/Audiostar Project(October 2019)<--TRY THIS FIRST のvisit this siteで手繰っていくと辿り着けるところ(Downloads でmsiインストールファイルが、Tagsでソースコードのzipファイルが拾えるようになってる)。

Visual Studio 2019のcommunity editionで一応ビルド出来るみたいだよね、slnファイル開けると、いろんな警告が出てくるけど(visual studio 2019の.Net desktop environment入れて、run as administratorでvisual studio 2019オープンしてMeade.net、Mead.net.Telescope、Meade.net.Focuserがビルド出来るのは確認した .Net3.5frameworkとかいうのも入れたけどいるのかどうか不明(ASCOMのページに必要みたいなこと書いてあったし))。ログファイルに出るメッセージを増やしてビルドして差し替えて使えるかどうか、やってみよう。差し替えて使えれば、いろいろ確認できるから嬉しいし。

ビルドしたやつに差し替えて動く事を確認した。ASCOM.Meade.net.server.exe , ASCOM.Meade.net.focuser.dll, ASCOM.Meade.net.telescope.dllの3つのファイルを一度に差し替えた方がいいようです(Debug buildだったからかな?Release buildなら一つずつでいいのか?

これで、色々確認して書き換えが出来そう。

今回の経験で思ったのは、ASCOMドライバーでソースコードが公開されていて自分でビルド出来るGOTOマウントを買った方が、後々自分でいじれるから、いいのではないか、ということ。そういう事も基準にして赤道儀を選んだ方がいいのかもね。バイナリーだけ提供されてて不具合見つけたら、何にも対処できないしね。


2022年1月8日土曜日

NINA Imagingソフトウェアのいいところが少しずつ分かってきたかも?

 NINA Imagingソフトウェア、使い始めて、あまりたってないけど、いいところを幾つかあげてみます。

1.2.0βにはthree point alignmentという北極星側が見えなくても、短時間で極軸合わせが出来る強力なプラグインが使えるようになっている。

2.撮影対象の天体を探すためのSky Atlasでの検索条件を細かく設定でき、そこからFlaming Assistantと連携して、自分のカメラと望遠鏡の設定で、あらかじめ視野を確認できる。これは、とてつもなく強力なツールだと思うね。こんなに簡単に当日に撮影できそうな天体を検索できるツールがついてる天体撮影用のソフトって使ったことないんだけど(有料の他のソフトに似た機能がついてるのかしら?)。Sky Atlas用の画像データのzipファイル1Gとかあって少し大きいけど、ダウンロードしておくことをお勧めします(NINAをダウンロードするページにzipファイルがあり、オプションの一般タブでsky atlas用の画像データがあるパスを指定出来る)。惜しいのは、選んだ天体についての大きさとか明るさが表示されてないことだよね。表示させるボタンがどこかにあるのかな?分からないのでSkySafariとかで確認してるけど。

3.撮影の時に画面上で見易くするように自動的にストレッチしてくれるよね、これも凄くいいと思う(もちろんオフできるし)。他の撮影ソフトは、手動でヒストグラムをみながら動かさないといけないと思う(こういうソフト使い始めたばかりの人は暗くて何も写ってないと思ってしまうから)。

4.Sequencerとかも使えるようになってるし。こういうの有料のソフトでしか使えないから使ったことはないんだけど、多分スクリプト的なものが出来て凄く強力なんだと思う。

Flaming assistant と Sequencerを連携させれば、FOVが小さなカメラで少し大き目の天体を細切れに順番に撮影するとかできるのかもしれない?で、あとでつなぎ合わせるとかね。

2022年1月6日木曜日

無料で使えそうな極軸合わせのツール

 無料で使えそうな極軸合わせのツールが10年以上前と比べて増えてるのに、驚きました。

1.NINA(Nighttime Imaging 'N' Astronomy)で使われているDARV

このNINAってやつ惜しいことに私が持っている古いカメラ(Orion Starshoot Autoguider 及びStartshoot Pro)に対応していないけど、Canon EOS D1000がASCOM DSLRドライバーを通して使えるので、試してみようと思っている。DARVもドリフト方みたいに北極星側が見えてなくても出来る方法みたいです(plate solvingが使える事が前提みたいだけど)。DARVってAPTにも使われてるけど、あれ無料じゃないし。

NINAにプラグインってやつがあって3point alignmentとかいうやつも使えるらしいんだけど、私が使っているstable バージョン1.10HF3ではプラグインのタブが無くて使えないようです(version 2.0 Betaだと使えるようです。 しかも古いカメラ(Orion starshoot pro 52084)が使えるようになってた、32bitの方で試したら。)。これも北極星側が見えなくても、いいやつらしいし。新バージョンだと、このプラグインが使える代わりに、1.10HF3であったPolar Align用のアイコンが無くなっているみたいです。

2.PHD2 guidingには、3種類の方法が用意されている。うち二つは、北極星側がある程度見えてることが条件みたいだけど。Calibration無しで、出来る方法がPolar Drift Alignなので、おそらくこれを最初にやった方が、いいんだと思う。で、北極星から遠いところにある星でCalibrationが成功したら、Static Polar Alignをやればいいんじゃないかな?Drift Alignは、時間がかかるから本当は一番使いたくない方法だよね。でも北極星側が全然見えない場合は、使わざるを得ない方法ですが。それだったら、NINAのDARV方を最初に試した方がいいと思うし。

Polemasterとか便利な物が売ってるけど、極軸合わせにしか使えないカメラとアダプターをわざわざ、$300弱出して買うのも嫌だなと思っているので、多分買わないと思う。ぎりぎり北極星が見える場所に望遠鏡置いてるから最悪使えないかもしれないし。

今のところ第一候補はNINA2.0ベータ版のthree point alignmentみたいだね、plate solvingが使えるなら、これが一番簡単そう私が望遠鏡置いてる場所だと。第二候補がNINA1.10HF3のDARV方。で一番使いたくないのがドリフト方かな(とにかく時間がかかる)。

three point alignment一応出来たんだけど、本当に合ってるかどうかは謎。先ずオートモードで、上手くいかなかった。RA軸周りに次の測定ポイントに行くんだけど、マウントが十分動いてないって警告が出てた(telescope move rateていうのを手で入力するようになって、これがあってなかったんだな、多分。そんなの自動で設定してくれ、何故ここだけ手入力?それかslew rateを設定出来なかったのか?Meade GenericっていうASCOMドライバーに問題がありそう。Autostar497って、度数でslew rate設定出来ないんだよね。シリアルポートからのRコマンドで一番速いslew rate,二番目に速いslew rate,一番遅いslew rate,二番目に遅いslew rateしか設定出来ない、しかもこの4つのslew rateの意味が機種によって違うし LXD55とLX90だと全然意味が違う)。 仕方ないので、マニュアルモードでRA軸10度回転しろという指示が出るのを待ってRA軸の目盛りを見ながらハンドコントローラーで10度回転させるという事をしたら警告が出なかったので一応出来てたんだと思う(これは手で回してもいいらしい 手動の赤道儀でも出来るってことだね plate solvingが使えないとダメだけどね結局)。ただ、このあとphd2 guidingのpolar drift alignで見たら、まだ結構ずれてたんだよね。three point alignment何回も繰り返した方がいいのか?60秒露出しても星が流れてるように見えなかったので、かなりいい所まで合ってるんだとは思うんだけど。gotoの精度も上がったみたい。sharpcapでのplate solving and resyncでもズレが零点幾つと表示されてたし。あとNINAのプラグインで使った設定って保存出来ないみたいだよね、毎回一番最初の設定が出てくるし。プラグインのページで初期の設定を決めておくみたいだね、でもその日使った設定は、ここに保存されないんだね。初期設定を変えられるのが分かっただけでもいいか。Autostarのシリアルポートのコマンドで、

:SwN#
Set maximum slew rate to N degrees per second. N is the range (2..8)
ていうのがあるから、これを使ってないといけない筈なんだけど、ソースコードみた限りじゃ何処にも使われていない。だからオートモードだと、上手くいかないんだと思うけど。three point allignmentのプラグインの設定にAxis move timeout factorというのがあるので、これを大きくしてもslew rateが小さく設定されてる問題を回避出来るような気がする(最初の値が2なので4とか6にするとオートモードでslewする為の時間をもっと長くとるんだと思う)。デフォルトの値2で、Meade Genericでオートモードで動くようになっている、2.0Beta30だと。但し、私のLXD55では逆方向にslewしたけど。Direction EastがONになってるのに、東じゃなくて西向きにslewした。LX200ACF 8 gpsだと、こんな事は起こらなかったんだけど。ただ、本当に同じ2.0Betaを使っていたか自信が無い。もう一度2.0Beta30で確認しないと。LXD55のfirmwareにバグがあってslewする方向が逆だとphd2のガイディングも上手くいかない筈だし。後でMeade GenericのTrace logを確認してみれば分かるのか。MoveAxisに送られてきたrateの値がマイナスになってる筈なんだよね、Direction EastをOFFにしたから、LXD55でthree point alignmentをテストしてた時。やはりマイナスの値だった。LX200ACF8 gpsでテストしてた時は、プラスの値だったし。LXD55のfirmwareがおかしいのかもしれない。シリアルポートコマンドのMeとMwに対する動作がLX200ACF8gpsと真逆だって事だし。

linuxで使えるINDIってやつのEKOSってのにもplate solvingを使った極軸合わせのツールがついてるみたいだよね。これも使えるかどうか確認してみないと。NINAのthree point alignmentにそっくりなんだけどさ。どっちかが、流用したのかな?これのマウントドライバーのソースが公開されてると嬉しいんだけど、参考に出来るから。

LX200ACF8 with gpsとMeade GenericでNINA2.0Betaのthree point alignmentを試したらオートモードで、ちゃんと使えました。telescope move rate 3/secで確認した。ずいぶん前にドリフト方で極軸合わせしてから、方向は殆どずれてなくて高さが少し変わっていただけだった、three point alignmentの結果を信用するとだけど。

2022年1月4日火曜日

広視野撮影にむけての実験

 手持ちのCanon EOS REBEL XS(またはD1000)のキットレンズ(Canon ZOOM LENS FE-S 18-55mm)でファインダー越しに木星で焦点がとれるか、やってみたところ、55mmの状態で比較的簡単に焦点が取れることが分かりました(bahtinov maskもいらない)。Meade SN6にDSLRカメラを乗せられるようなリングを持ってるので、赤道儀を使って広視野の長時間露出に挑戦してみたいと思う。最低でも10秒くらい出来ると、何十枚も重ねれば結構いいものが撮れるのではないかと期待している。55mmの状態でF5.6なので、DSLRのレンズ的にはそんなに速くないんだけど、赤道儀で追尾してるから10秒くらい楽勝だと思うし。あと回り込んでくる外灯や周りの家の光がどのくらい邪魔するかだよね。

木星ほど明るい星って、そんなにないからダメな時はsharpcapのfocus assistantを使ってみよう。木星に焦点を合わせられるってことは、他の星でも焦点が合うってことのはずだし。

木星で焦点を合わせて、天頂に向けて6秒の露出時間で撮影したら、ちゃんと星が幾つか写っていた(というか、たくさん写っていた plate sovingとかも普通に出来たし(一度失敗して画像をアップロードしろとか指示出て調べてくれたらフォーカルレングスが53mmと帰ってきた) PHD2のPolar Drift Align とかStatic Polar Alignとかにも使えると嬉しいんだけど)。赤道儀付きの望遠鏡の上に乗せて、撮りたい星座とかを決めてもっと露出時間を増やせば、そこそこいい絵が撮れるかも?しれない。

LXD55 SN6の上に乗せてsharpcapのlive viewで拡大して少しずつ焦点合わせをすることに成功、それなりな星座の画像も撮れたし。

初心者が望遠鏡を買う前に知っておくと役に立つかもしれないこと

 私が苦労した経験から初心者が望遠鏡を買う前に知っておくと役に立つかもしれないことを纏めてみました(ある程度天体撮影を意識している人に向けて)。

1.撮影用にカメラをつけた時とアイピースをつけて目で観測する時のフォーカスの位置は全然違うということ。特にDSLRカメラをつける時は注意が必要で反射式望遠鏡だと一番短くした状態でも焦点が合わないやつとかもあります。DSLRカメラは構造上レンズを付ける位置とセンサーチップまで30mmくらい距離があるので最初から不利(この場合望遠鏡自体を改造しないとダメなんてこともある もっと短いフォーカサーに付け替えるとか 鏡筒を短くするとか そこまでしてDSLRカメラを使いたいと思わないけどね)+IRフィルターがセンサーに一番近い所につけてあって分解しないと外せない(出来ることは出来るけど分解、組み立てが不得意な人には勧めない)。CCDカメラとかだと、かなり余裕があるみたいでfilter wheelとかのオプションをはさむことさえできる。フォーカス長がある程度広い範囲でいじれる仕組みになってるフォーカサーがついてるといいよね(MeadeのSN6はフォーカサーのチューブが2段階に分割できるようになってて短くするとDSLRカメラでも焦点が合わせられる様に作られてて、考えられててとても使い易く出来てる、と思った)。価格を抑えた屈折式望遠鏡だと殆どカメラをつないだ時に焦点が合うように作られていて、アイピースで観測に使う場合は延長用の別売りのチューブが必要だったりすることもある(ガイドスコープとして売られてるのは、こういうのが多い)。

2.赤道儀は、地球の自転で星が移動してることを理解していないと使えない。これをきちんと理解してると、凄く強い味方なんだけど。この辺が分かってない人でなんとなく天体撮影を始めたい人はAlta-Azimuthの望遠鏡であとからwedgeをつけて赤道儀モードにも出来るやつがお勧めかな?(長時間露出の撮影をする気がある人はだけど。 赤道儀なくても短時間の画像をたくさん重ねるというやり方もあるし それにwedgeだけでも、いい値段するよね)。私はLXD55という赤道儀を買ったけど、全然分かってなくてすごく苦労しました、しかも今みたいに検索して簡単に情報が出てくる時代じゃなかったし(どこかのクラブに入って人に教えてもらうっていうのもありだけどね)。今は使い易くて気に入っているけど。

3.とにかくいろんな接続用のアダプターが必要になることが多いです。2インチからTへのアダプターとか、2インチから1.25インチへのアダプターとか、やってるうちにいろんなものが増えてきて、結構お金を使っている、そういうところでも。旋盤使える人だと、こういうの自作出来るんだろうな、羨ましい。

4.常設したくて屋根付きの小屋が作れないなら、かなりいいカバーとかも必要だし。ブルーシートとかも念の為に被せておいた方がいいと思う。いちいち家の中に回収してると赤道儀だと極軸合わせから、また始めないといけないし。でも今は無料のツールでも短時間で極軸合わせ出来る方法が考案されてるから、毎回回収してても問題ないと言えば問題ないと思います。

5.鏡筒が長いとマウントによって移動できる場所に物理的に制限があるということ。まず鏡筒が長いと、三脚の足にぶつかって天頂をさすことは、ほぼ不可能で、コントローラー側に制限がかかっていることが多い。例えば月食の高い位置での観測とかには絶対使えない、と思う。フォークマウントは、こういう制限が多分ないと思う(フォークマウントの中に鏡筒が収まるのが前提のはずだし 但しカメラとかがぶら下がってると収まらないことがあるからから移動制限する機能はついているはず じゃないと最悪カメラとかぶつかって壊れるし)。だから三脚じゃなくて専用のコンクリートピアを用意してやれば鏡筒の可動域が増えて使える幅が広がる。始めたばかりの人がコンクリートピアを作る事はないと思うけど。ドイツ式赤道儀だと子午線を越える前後でフリップが必要になるので、子午線を越えての連続撮影は出来ない。フォークだと、こういう制限はないと思う。

三脚と鏡筒が衝突 高さ制限される


6.必ずしも大口径の望遠鏡が撮影にむいているわけではないということ。広い視野での撮影を目指すなら望遠鏡じゃなくてDSLRカメラのレンズの方が絶対適してるし(安いDSLRカメラのボディだけとF値が小さい速いレンズでいいらしい レンズの方が高いけどね)。高額で大口径の望遠鏡が必ずしもいいとは限らない。でも集光能力が全然違うらしいから大口径のは欲しいといえば欲しいけど。

7.反射式望遠鏡は屈折式望遠鏡に比べて安いけど、laser collimationなどで主鏡と副鏡の位置(傾き)を時々調整してやる必要があるということ(見えるだけで十分なら、そんなに気にしなくてもいいけどね)。coma correctorというのもいるから、取り付けられる物があるか、フォーカス長が十分余っているかとかも知っておかないと買ったけど撮影には使い物にならないという事が起こる。それと、安い望遠鏡ほど周辺での像のひずみや、色相による屈折率の違いでの色のずれなどが起こりやすいこと、なども知っておくといいのかもな?でも、最初に使うやつはそんなに気にしなくていいのかな???安い望遠鏡は、安いだけの理由があってひどいのだとレンズがプラスチックだったりするし。2インチのフォーカサーが付いてるのが、アクセサリーの選択肢が増えるっていう事も頭に入れておくといい。それと2インチフォーカサー以上が付いてるのが、多分ある程度上級者用に考えて作られている筈で質が高いと思う。

8.特殊なボタン電池を使う事が多いような気がする。Polar Scopeのreticleを光らせるのにLR41、十字がついたアイピースを光らせるのにLR44、laser collimation用のがCR2032とかを私は使っている。

9.普通の反射式望遠鏡だと、アイピースで覗き込むには鏡筒の先からなので、大口径になるほど、ある程度背が高くないと使えなくなる。撮影用にカメラ付けるのなら問題ないと思うけど、ケーブルの長さとかもある程度必要になるのかも?鏡筒の後ろから、カメラとかをつけるのが取り回し的には楽だと思う、たぶん。

10.アイピースとかも種類を揃えると結構な値段になるので、最終目的が撮影の人は、ここにお金を使い過ぎない事。

11.高性能の天体撮影専門のcmos,ccdカメラは非常に高額なので、手頃でそこそこ性能の良いカメラで十分経験を積んでんから、そういう高性能のカメラの購入を検討した方がいいと思う。そういうのを買う前に興味を失っているかもしれないしね。

12.暗い天体ほど撮影が難しいということ。M42とかM31とか大きくて比較的明るい’天体は、初心者でも簡単に撮影出来るけど、明るさMagnitude 10より大きい非常に暗いものは住んでる場所によるのか機材なのかよくわかってないんだけど多分難しい。つまり場所か機材の制限で撮影出来るものが限られてるかもしれないということ。その上で結構高額なものを買うかどうか、決めるかだよね。

13.きれいな画像に仕上げようとすると、たくさんの時間と手間がかかるということも知っておく必要があると思う。とにかくたくさん画像を撮って重ねるし、その1枚毎に校正処理が必要で、そのための画像を用意する時間がいる。校正用の画像を用意出来さえすればソフトが勝手に処理してくれるけどね。1枚パッシャ、と撮って終わりとそんな簡単なものではないです。綺麗な画像じゃなければ、それでもいいんだけど、それだと、いろんな不具合が見えてきて満足出来なくなる、と思う。暗いところにデータが集まってるのでレベルのストレッチ処理が、更にカラー撮影すると生の画像は緑っぽくなっていて色調整をしないと、よくみかける天体画像のようにはならない(それようのソフトがある)。

14.PCを使って本格的に撮影すると、とにかくUSBポートをたくさん使用する事になると思う。メインカメラ、ガイドカメラ、フィルターホイール、USBシリアル変換アダプター、ロボフォーカス用のポート。但し3.0のポートはメインカメラ用に一つあればいいと思う。ドームとか持ってる人はそれにも繋ぐんだろうけど。

15.フィルターは、サイズが大きくなる程値段が上がる(LRGB H-Alphaなど)。2インチ用のは1.25インチ用に比べて、かなり高額(面積が半径の二乗で効いてくるから、かなり高い)。でも、カメラのセンサーサイズが大きくなると、1.25インチのフィルターだと必ずvignettingといって周辺減光が起こるので、汚れではなくフィルターの小ささによる周辺減光を避けるには、2インチ用のフィルターを使うしかない。

なんとなく天体関係の事を始めてみたいと思う人でお金がそんなに貯まってない人は、安くて良い双眼鏡とタブレットのスカイチャートでARもしくはナビゲーションモードと呼ばれるものでM31とかM45(プレアデス星団)などの比較的大きくてみつけやすいものをを探せるような練習をしておくといいかもしれない。実際に天体が地球の自転で動いて見えるのを体感しておく、いい経験になると思うし、星座の形を覚えるのが楽しいよね双眼鏡で観測すると。2倍とか3倍の低倍率の双眼鏡だと、星座を切り取ったみたいな視野で見ることが出来るし、合わせて10倍とか20倍とかのを持ってるとM31とかM45もある程度はっきり見ることが出来るし。双眼鏡を使った天体観測は人によると思うけど結構楽しいと思う。一万円前後の安い望遠鏡を買うくらいなら絶対低価格で性能がいい天体観測用に特殊コーティングされた双眼鏡がお勧めです。望遠鏡の弱点は視野が極端に狭くて観測目的の天体を見つけにくい事で安い望遠鏡で目的の天体を導入するのは初心者には相当難しいと思う。

最初から撮影するのが目的なら中古のDSLRカメラのボディとFの小さい速いレンズでの広視野の撮影とかも低予算で始められると思うし(2秒の画像を普通の三脚に乗せて撮影して何百枚も重ねる(DeepSkyStackerで重ねていた)っていう手法がYouTubeで紹介されていた)。DSLRカメラ用の追尾機能付きの赤道儀なら低価格で買えるしね(極軸合わせ用のpolar scopeまでついてるみたいだし)。訓練すると手動の赤道儀でも追尾できるらしいし。


ASCOM Alpaca経由でiPad sky safariから接続できるようにする

 ASCOM Alpaca経由でiPadのsky safariから接続出来るようにしてみた。

1.LXD55用のASCOM driverは、Meade Genericというやつ(classicではない)。

2.ASCOM Remoteというのをダウンロードしてインストール&起動(windows中での名前はRemote Serverになってる)。setup でダイアログボックスを開けてserver configurationタブから家のwifiネットワークからみえるように127.0.0.1じゃなくて192.x.x.xというのを選択。127.0.0.1だと同じPCのクライアントしか接続できない。

3.Firewallで使用しているIPポートが通過できるようにしておく。デフォルトは11111になっているはず。

これでiPadのsky safariから見えるようになるはずです。

私がiPadのsky safariを使いたい理由は、望遠鏡を使っている裏庭が障害物が多くて、sky safariのARモードで障害物なしで視認出来る場所に確実にgotoさせたいためだけなんだけどね。ラップトップのスカイチャートプログラムからslewさせてもいいんだけど確実に障害物がないか事前に確認できないし。

ASCOM Alpaca経由じゃなくて、SkyFi経由で接続するにはWiFiScopeというのを使います(使っているポートがこちらは4030)。

何が書きたかったかというPCで同系統のサーバーが起動してるのであれば、別にマウントのオプションとして売られてるwifi接続用のアクセサリーを買わなくてもいいってこと。PCを間にはさみたくなければ、そういうのを買うのもありだけどね、でもどうせCCDとかCMOSカメラ使うのにPCが必要だし、撮影が前提だと(wifi接続用のアクセサリーの分のお金をラップトップに使った方が賢いと思う)。GPSアクセサリーとかもスカイチャートプログラムから緯度経度設定できるから不要だし(スマホかタブレットにGPSついてれば要らないし、Wi-Fiの接続ポイントからでもおおよその緯度経度割り出すみたいだし)。

技術的には、ASCOM Alpaca経由でタブレットから撮影までできる筈なんだけど、いまのところsky safariみたいなスカイチャートプログラムで目的の天体にgotoさせるだけみたいだよね。完全にタブレットで撮影まで出来るようにしてるのはZWOのAsiAir(Pro またはPlus)かStellarMateだけじゃないかな(どちらも赤道儀とカメラに繋ぐための$300くらいの専用のボックスを買う(タブレット単体で接続とか無理だし))?

ASCOM AlpacaはpythonのAPIが公開されてるから、その気になれば作れる筈なんだけど、そんなもの作るより撮影に時間使いたいよね、たぶん。

2022年1月2日日曜日

PHD2 guiding でcalibrationがうまくいかなかったこと

PHD2 guiding でshift でguideボタンをクリックするとcalibration dataを作り始めるんだけど、DEC側のdriftが足らないって言うメッセージが出て失敗してたので、脳みそのボタンからguidingタブに行ってCalibration steps(ms)のAdvancedボタンを押してダイアログボックスを開けたらCalibration declination,degreesというのがあったので、多分この値を小さくか大きくして計算されるCalibration steps(ms)の値を変更しないとダメなのかもしれない、と思っている。私のやつでは、250msでドリフトが足りてないということは、もっと大きな値300msとか入れないとダメってことかもしれない。一度calibration data出来たんだけど、drift alignで水平を調整したら、またcalibration dataを取らないといけなくなったんだよね何故か。calibration中にnorth stepsで50回とか超えてたら失敗してる可能性が非常に高い、と思う(driftが足りないせいでstep回数が大きくなりすぎてる)。

これ、設定のどこが間違ってる可能性があるかヒントを出して欲しいよね、本番で起こると対処できないし(Calibration steps(ms)の値を増やせとか直接指示出して欲しいし)。それか星が悪かったのか、celestial poleから十分離れてればいいとは説明してあったんだけどね。もっと南側の星を選ばないとダメだったのかもな。それと次回はDeviceHubTelescopeじゃなくて直接赤道儀に接続して専有してみよう。他の共有してたソフトからcalibration中に知らないうちに別のコマンドが送られてたのかもしれないしね。

Polar Drift Alignは、calibrationなしで出来るってtutorial 動画で言ってたから、北側がある程度見えてるなら、最初にこれからやって粗く極軸合わせをした方がいいのかもしれない?

北側がある程度見えてるなら、Static Polar Alignmentっていうのも出来るらしいし。

それと念のためにEnable serverとかいうのもxを外しておこう。

Sharpcapの使い方のコツが、なんとなく分かってきたかも

 Sharpcapの使い方のコツが、なんとなく分かってきたかも、と思うようになりました。

1.やはりファインダースコープを、しっかり合わせておくこと。合ってないと、明るい星に移動してカメラの最初の焦点合わせをする時に非常に苦労します(特にカメラから別のカメラへ付け替えた時 アイピースからカメラに付け替えた時は明るい星に合わせてるはずだから問題無い筈 それかカメラを付け替える前に明るい星に移動しておく事だね)。

2.ヒストグラムを見ると一番下の方に集まってるはずなので、mid levelを下の方へ移動して少しでも見えやすくしておく。でないと、露出時間を上げることでしか画面上の見た目の明るさが稼げない(露出時間を上げると、全ての操作で遅くなる)。最初の明るい星での焦点合わせの時は露出時間5秒から10秒くらいで出来るようにしておく。plate solvingもヒストグラムで調整して星がたくさん見えるようにしておくと、短い露出時間でも成功率が上がる。NINAだと最初にauto stretch がついてる状態で表示してくれる分親切だよね、とは思った。

ただ、これだけなんだけどね。使い方を知らないと、いろいろ苦労するよね最初は。

L-Extreme フィルターを使ってみた

 Narrow band filterの中でも、かなり有名どころのL-Extreme を使ってみました。1.25 inchの方だけどね。結果は画像にメリハリがあって、フィルターなしで撮影した時のボヤっとした感じが消えて特に画像処理をしなくても画像に切れがある、みたいな感じです。 ...